山形神室(宮城県川崎町) ; 最後の奥羽山歩き

− 2003.9.4(木) 快晴 −

 梅雨の中休み、そんなはずはありません。それでは、冷夏の中休み、かも知れません。今朝は、雲一つない快晴でした。何かの間違いか、天気予報が当たりました。それほど、今年の天気予報は大ハズレの連続です。

 おにぎりを作ってもらい、9時少し過ぎに家を出ました。目的地は、笹谷峠から山形神室、その時の状況で神室岳まで足をのばす予定です。
 
笹谷峠を見下ろす 関沢ICを見下ろす
 国道286号を、宮城側から笹谷峠。峠頂の駐車場に着いたのは10時を回っていました。久しぶりの快晴、平日だというのに駐車場には、ハイカーの車が10台近く止まっていました。

 サラリーマン風の男性が、ハマグリ山の斜面に見える登山道を指差し、この上は見晴らしが良いですかと聞いてきました。気分爽快ですよ、15分もあれば登れますからと無責任にも言ってしまった。実は、30分近くかかりました。
 
遥か遠方に山形神室が 怪峰神室岳を眺める
 峠頂の駐車場から急坂を30分ほどかけハマグリ山の主稜線に上がると、関沢ICや登山口一帯が眼下に広がり、気持ちのよい風が汗を引かせてくれました。

 そこで休憩していた同年代(少し先輩らしい)の山形から来られた二人と下山までご一緒させて戴くことになりました。
 
ハマグリ山からトンガリ山に続く主稜線 トンガリ山から仙人沢に切落ちる斜面
 このコースは2度目です。前回はガスがかかり展望に恵まれませんでしたが、今回は邪魔する雲もなく、見渡し放題です。そのため、トンガリ山の宮城側斜面、仙人沢までの絶壁が全身を硬直させることになりました。

 蝶の撮影は、最初から期待していませんでした。代わりに野草を撮りまくりました。別ページにまとめましたのでご覧ください。
 
山形神室に続く主稜線 山形神室の山頂
 約2時間半で山形神室に、先の2人と関沢ICから登って来た1人と昼食。全員、今日はここでUターンすることにしました。お2人さんは山登りを始められたばかり、次の機会に神室岳まで行こうと話されていました。
 
山形神室から神室岳を眺める 山形神室から戻る主稜線
 私は、もう奥羽山脈を歩く機会がなくなるので、これが見納めです。今日の精神状態は秋晴れ、最高で大満足です。約5時間の山歩き、久しぶりなので足腰が少し痛いけどエンジョイできました。

 蝶と里山の浪漫紀行のプロローグは、1999年5月22日に「旗巻峠」でした。近いうちに同所でエピローグを迎えることになります。4年3ケ月、228登頂、135話、途中、屏風岳で右足首骨折もしました。

 想い出多いこの地を後にし、生まれ故郷の長野に転居します。私の生涯を掛けるに値する大仕事が待っています。あと数回の浪漫紀行を記したら、次(多分、来年)は信州から発信します。