日光金精峠(栃木県日光市) ; 故郷への道

− 2003.9.23(火) 快晴 −

 長野に向け、夜明け前の5時に出発した。今回の「故郷への道」は、全て一般道を走ることに決めていた。初めてのことである。

 国道4号を南下、白石辺りから朝霧が立ち込めてきた。福島の少し手前で日の出、霧が晴れたのは白河の手前であった。矢板から日光北街道(国道461号)に折れる。午前8時10分、約200km、3時間強である。予定より1時間20分も早い。
 
霧降高原道路より今市方向の眺望 大笹牧場と女峰山、帝釈山
 日光北街道、ゆっくり散策すればきっと面白いでしょうが、一気に走り抜けてしまったのか記憶に収まるものがありませんでした。杉並木の脇を抜け日光へ、時間に余裕があったので霧降高原に行ってみました。
 
霧降高原道路に架かる橋 霧降高原にいた何処でも見れる蝶
 霧降高原、有料道路を、ただ走ったというだけでした。霧降滝駐車場で、青空に舞い上がるアサギマダラが印象的でした。青空をバックに見上げる被写体のピント合わせが難しく写真に収めることが出来ませんでした。
 
霧降滝(滝は二段になっている→OnMouse 湯ノ湖と男体山(金精峠より)
 右上写真は、金精峠のトンネル手前にある路肩パーキングから走ってきた方向を振り返ってのヒトコマです。

 その後、ただ走ってもしょうがないので、金精峠を越えた所にある丸沼に立ち寄ってみました。神秘的な湖で、釣り舟が何艘も浮かんでいました。ここは、海抜1430mです。
 
丸沼(丸沼温泉湖畔より) 鳥居峠脇の農道から見る四阿山
 金精峠を下りきる頃になるとお腹が空いてきました。やっとの思いでコンビニにたどり着くものの、皆同じ思いをしているのか昼食の足しになるものは全て売り切れでした。

 沼田を抜け中之条に入ったとき、スーパーがあったのでお弁当を買い込みました。安心し、景色の良い所でゆっくり食べようと走っていると、鳥居峠に着いてしまいました。もう、長野です。今、食べないと、実家に着いてしまいます。鳥居峠頂を左折し農道に車を止め昼食、14時30分、岩沼から453kmです。

 実家に着いたのは16時00分、490km、お尻が痛くなりました。今回は、一応乗り心地の良い車です。次は、ミゼットUを陸送するので、サルのお尻になるのではないでしょうか。