青麻山(宮城県蔵王町) ; 芽吹きを感じる冬山

− 2004.02.01(日) 晴れ −

 昨日の夕方に見た“尾の短い飛行機雲”が語りかけた通りに、今朝の空は真っ青でした。9時過ぎに家を出て電波塔の登山口に着いたら10時を回っていました。電波塔管理路は、場所によって10cmを越える雪が残っていました。
 
蔵王町宮地区から眺める青麻山と蔵王連峰
 先客が1台、私に続いて1台、今日のハイカーは少なくとも3パーティーです。電波塔の登山口から眺める青麻山は、光線の関係か心持ちの関係かどことなく“芽吹き”を感じました。下の2枚ですが、あなたはどう感じますか。
 
電波塔登山口から眺める青麻山 電波塔登山口から眺める青麻山
 風もなく暖かい陽射しで汗びっしょりです。半分ほど登ったところで、ジャンバーの下に着ているセーターを脱いだらシャツが汗で濡れていました。夏場よりは歩きやすいが、最近、山歩きがめっきり少なくなったのか登りがキツク思えます。
 
山肌が露出した伐採地 大岩から眺める蔵王連峰
 中高年のハイカーはラーメンが好きなのか、山頂では中高年のご夫婦2パーティがそろってバーナーを取り出しラーメンを作っていました。雪の上での温かいラーメン、さぞかし美味しいでしょうね。

 しかし、折角の自然の中、山頂広場が屋台のラーメン村になってしまうのはいただけません。一考の余地があるのではないでしょうか。
 
青麻山の山頂 阿武隈川から太平洋
 登りに比べ下りは早く一気に駆け下りました。途中、雪を口に含み乾いた咽喉を冷やしました。急に幼い頃を思い出しました。あまりにも陽気が良いのか、登山道脇の雪上をクモが歩いていました。撮影しましたがピンボケでした。