足利学校(栃木県足利市) ; 日本最古の学校

− 2004.02.11(水)〜13(金) 晴れ −

 故郷への道part2は、実のところ「踏んだり蹴ったりの故郷への道」でした。それは何故か・・・・巻末に記しましょう。

 遅くても6時前に家を出たかったが、何だかんだしているうちに7時になってしまいました。今回も、高速を使わず一般道で長野に向かいました。前回との違いは横に妻が乗っていることです。
 
石の里「大谷」 大谷資料館前広場 大谷観音 中には日本最古の石仏(撮影禁止)
 ルートは、R4を栃木県矢板市まで南下し、氏家町馬場で右折しR293で足利市まで、その先はR50で前橋市、抜け道を安中市まで走りR18で小諸市の先まで全行程420km、所要時間は「ぴったり12時間」でした。

 石の里「大谷」で、石切場跡と大谷観音を見学し、お昼は佐野市で「佐野らーめん」を食べ足利市へ・・・・。
 
足利学校 学校門 足利学校 遺蹟図書館と楷樹(右)
 長野までの道のりは、まだ長い。早15時、夜道は日が暮れないというので、足利学校に寄ることにしました。

 大谷観音で見た「日本最古の石仏」に続き、ここでも最古・・・・「日本最古の学校」である足利学校と、並びの足利氏一門の氏館跡「ばんな寺」を見学しました。ばんな寺の「ばん」という字はパソコンに入っていない古字です。
 
足利学校 孔子廟(聖廟) ばんな寺 大御堂(大日堂)
 ばんな寺では、梅(白)と紅梅が満開でした。私の不勉強、勘違いもあり、足利学校は予想外の史跡でした。どこで勘違いしたのか、洋風の建物(宮城県登米町の学校)を想像していました。
 
ばんな寺 多宝塔(塔婆) ばんな寺 経蔵(一切経堂)
 翌日は、仕事上の用件で長野市の篠ノ井へ、16時頃に長野から高速で新潟周りで帰宅する予定でした。ここで踏んだり蹴ったりのアクシデントが生じました。

 R25がミッショントラブルで廃車、代わりに買ったオペルが上信越自動車道の長野ICで乗ってまもなくエンスト。JAFと押し問答した後にエンジンを始動したら動いたので帰途へ、再発を嫌い次の須坂長野東ICで降り、雪のない一般道を前橋経由で戻ろうとラッシュで混雑するR18を南下、不安が的中、上田市に入ったところで再度エンスト、ウンともスンともいわなくなりました。寒い車中で待つ事1時間、甥がユニック車を連れ立って援けに来てくれました。

 1泊の予定であった姉宅で2泊目を、13日午前10時に姉の車を借りて岐路へ。小山藤岡ICで東北自動車道に乗り・・・・、踏んだり蹴ったりの「蹴ったり」が福島市通過中に起きてしまいました。それまで100kmキープで走ってきたのに、もたつく集団を追い越した途端に集団から1台が抜け出し追尾、あれよと思った時は既に遅し、赤色ランプが付いてしまいました。あぁ〜あ、今回の「故郷への道part2」は散々な結果でした。家に着いたら、子供たちが元気に出迎えてくれたので疲れもとれました。お土産の刺身を、とっても美味しそうに食べ、ほっとしたのか眠っています。
 
追伸(2月16日)
 15日(日)16時少し前にユニック車に姉の車を積載し故障車を引き取りに行ってきました。東北自動車道の白石〜福島の国見越えで吹雪、新潟周りに不安を抱きつつ郡山JCTで磐越自動車道へ。少し前に通行止めが解除されたとハイウェイラジオが報じていました。北陸自動車道の上越JCTから上信越自動車道へ、中郷でスベリ止チェックをされ降り続く雪の中を長野入り、予定より2時間遅れで23時に到着。復路は上信越自動車道の藤岡JCTで関越自動車道の高崎JCTから北関東自動車道終点まで、伊勢崎ICで降りR50、佐野小山ICで東北自動車道に乗る。地吹雪に見舞われたものの新潟周りより好条件、今朝4時過ぎに帰宅しました。