大岡の棚田(長野県更科郡大岡村) ; アルプス展望道路

− 2004.03.26(金) 晴れ −

 引越しから11日目、それなりに整理もついた。引越し疲れの慰労と言うか気分転換と言うか、正直なところ狭い部屋から開放されたく信濃路の散策に出かけました。雲があり霞もあるが天気は上々、アルプスの山並みを見たく長野市の南西に位置する大岡村へ。
 
慶師沖の棚田(大岡温泉駐車場より)
 大岡村は海抜500〜900mに位置する「北アルプス一望の里」という山村です。村の中央を貫く県道12号線(丸子信州新線)は「アルプス展望道路」と呼ばれ、常念岳・大天井岳・燕岳・蓮華岳・爺ケ岳・鹿島槍ケ岳・五龍岳等の名山を一望できます。
 
アルプス展望公園より アルプス展望公園南斜面の棚田
 昨夜、インターネットで調べていたら「日本の棚田百選」が検索され、アルプスの山並みに加え棚田も見ようということになりました。また、大岡村は長野オリンピックで知られた「芦ノ沢道祖神」の里でした。
 
根越沖の棚田(大岡郵便局付近より) 芦ノ尻道祖神
 宮城の里山に多いブナやミズナラが見当たりません。代わりに針葉樹(松、唐松等)が多く、生息する蝶の種もポイントも異なることでしょう。探し求めるには、十分すぎるほどの時間があります。
 
北アルプス(芦の尻道祖神より) 穴清水祖師堂(日蓮宗聖山)
 北アルプスからの風は冷たく、芦ノ尻道祖神(海抜832m)での昼食は車の中で食べました。穴清水祖師堂では福寿草が咲き、テングチョウが日光浴をしていました。
 「蝶と里山の浪漫紀行」の信州編、第1作は「日本の道百選」、そして第2と3作は「日本の棚田百選」です。宮城編と同じパターンで綴りますが趣は少し変わると思います。