皆神山(長野県長野市) ; 松代ピラミッド物語

− 2004.04.10(土) 快晴 −

 宮城での里山歩きは2月が最後でした。長野に転居して初めての山歩きです。1ケ月以上のブランクがあるので足慣らしに選んだのは、松代の中心に鞍形に盛り上がっている皆神山(みなかみやま;659m)です。

 2階のベランダから東の方角、民家の屋根越に見える山です。かつて、皆神山を震源地とした松代群発地震がありました。高校受験の頃だったと記憶しています。
 
篠ノ井東福寺千曲川赤坂橋手前より 4月3日に反対側より撮影した皆神山
 10時過ぎに家を出ました。20分もあれば着いてしまう距離です。赤坂橋を渡り松代へ、松代は戦国時代〜江戸時代初期にかけ勇名を馳せた真田十万石の城下町です。そして、佐久間象山の誕生の地でもあります。

 ちなみに、千曲川の位置は海抜360m前後です。従って、皆神山の台形の高さは約300mということになります。
 
大日尊左手に登山口がある 小丸山古墳
 登山口は皆神山の北側にある大日池が目印です。大日尊の鳥居脇には、知る人ぞ知る菅平からの伏流水が湧き出す名水場があります。しかし、残念なことに4月3日に大日池で大量の魚が浮いたことで、調査中につき飲用禁止という立札が立てられていました。

 大日尊から山頂の皆神神社までは40分程度です。山の上は広く耕作地になっていました。皆神山の三角点は、皆神山ゴルフコース(9ホールのショートコース)の5番グリーンサイドです。どこに飛ぶかボールに聞いてくれというプレーヤーばかりなので、三角点に立ちたいのならプレーをして欲しいとオーナーに言われてしまいました。それにしても、登頂には3000円のプレー代がかかるという珍しい里山です。
  
山頂にある皆神神社 山頂の台地は畑になっている
山頂から眺める北アルプス連峰
三角点は5番ホールのグリーンサイド 遊歩道で飛び交っていたコツバメ
昼食に付き合ってくれたルリシジミ 下山時に出会ったカモシカ
 山頂から眺めた北アルプス連峰は圧巻です。善光寺平からも見えますが山の厚さが違います。山の名前が分かりませんが、多分、常念岳・大天井岳・燕岳・蓮華岳・爺ケ岳・鹿島槍ケ岳・五龍岳等の名山だと思います。霞で写真映りがイマイチだったのでガンマ値を補正しました。南蔵王連峰の屏風岳と比べ白さが違います。奥羽山脈も豪雪地帯ですが、北アルプスは桁違いです。

 山頂のカタクリは最盛期が過ぎていました。来週の週末には、白馬五竜(白馬村)か黒岩山(飯山市)に行かないとチャンス(ギフチョウとヒメギフチョウの混生地)を逃すかもしれません。今日は10時半から13時半まで、3時間、10500歩の山歩き、少し太腿が痛くなりました。
 
山頂に以下のような説明書がありました
松代ピラミッド物語
■世界最大で最古の皆神山ピラミッド
 皆神山の造山方法はエジプトのピラミッドのように人の労力ではなく初歩的な重力制御技法(部分的干渉活動の抑圧)により、当時長野盆地が遊水湖沼(最後のウルム氷期の終末期で東南信の氷解水による)となっており、その岸のゴロタ石等堆積土砂石を浮揚させ空間移動させるといったダイナミックな方法でした。従って現在でも皆神山山塊だけが非常に軽く負の重力異常塊となっています。
 この皆神山の盛土的山塊が自重により不均衡擬縮=ねじれ摩擦現象=起電=電流発生といったダイナモ機能山塊となり、電磁波が生じこの磁力と重力制御(反重力)により物体(電磁反発飛行体)が垂直に離着陸するようになったのです。古文書に出てくる「天の羅摩船」等がこの飛行体です。
■謎の皆神山ピラミッド物語
 皆神山は、古い古墳時代や弥生時代更に遡って縄文時代やエジプト・インダス・黄河シュメール各文明よりずっと古い今から約2〜3万年前(浅間山、焼岳ができたころ、飯綱・妙高・富士は約9万年前)の超太古ともいうべき古い旧石器の時代に造られました。(人口造山=ピラミッド、ピラミッドはギリシャ語源で三角型のパンの意)
 この皆神山を造った人間は、古事記に出てくる須佐之男命(自然主義的な科学技術者の集団の総称)で現代科学とは全く異質ではるかに優れた高い知的能力をもつ人類でした。(旧人ネアンデルタール人系)
 では、何のために造ったかというと、墳墓ではなく地球上の各地や、宇宙空間への航行基地として造られたのです。
■皆神山のピラミッドの祭神は知力・体力の神
 超太古の宇宙航行基地である皆神山の祭神は従って高度の知的能力集団でみんな宇宙航行や宇宙基地に関係する次の四神です。
●熊野出速雄命;宇宙船(天の羅摩船)等の航行の技術・管理を引き継いだ最後の集団で、北信地方の開拓祖神
●少名毘古那神;宇宙船で皆神山航行基地を離着した大国主命の参謀集団
●泉津事解男神;皆神山航行基地をはじめ・・・・全宇宙基地を管理した集団
●速玉男神;地球周回軌道の人工衛星(宇宙航行の中継基地)の技術者の集団
 このように皆神山は、神々が活躍した基地であり、宇宙船で現れたり姿を消したりしたので自然人たちは神聖な山=高天ガ原として崇め、後世に伝えたものです。