八方尾根(長野県白馬村) ; 唐松岳に至る八方池

− 2004.08.01(日) 晴れ −

 メインのパソコンがウィルスにやられたのではと心配、ところがそれ以上に深刻な事態になってしまいました。ハードディスクが壊れたようです。そこでピンチヒッター役に借り出されたのがノートパソコンです。

 7月17日〜19日の3連休、その浪漫紀行もアップロード待ちの状態でハードディスクダウン。再び書く気にもなれずお蔵入りになりました。ま、そんなことでお久しぶりです。
 
黒菱展望道路から八方尾根リフトを眺める 黒菱展望道路から八方尾根を見上げる
 白馬方面に行こう。それだけ決め家を9時に出ました。おなじみになった大町街道、1時間強で白馬村に着きました。

 八方尾根の標識に惹かれるまま、黒菱展望道路に向かいました。白馬三山(白馬岳、杓子岳、鑓ガ岳)が眺められる林道ですが、残念ながら雲がかかっていて眺められませんでした。
 
黒菱平にある湿地 八方小屋から数珠繋ぎのハイカーが
 黒菱展望道路の終点に車を停め、一寸散歩程度の気持ちでリフトに乗りました。車の中には弁当や水、登山靴やタオルも置いたままです。

 最初に乗ったのは、黒菱平までの黒菱第3ペアリフトです。そこからグラートクワッドリフトに乗り換え八方小屋へ、大勢のハイカーに続いてジョギングシューズのまま登山道を登り出す始末です。
 
八方ケルン 7割がたが登山靴を履いていません
 リフト最上位の八方小屋から八方池(海抜2060m)までは片道2700mです。所々で渋滞するほどの混雑でした。右手には白馬三山が見えるはずですが、あいにく雲がかかっていたので雄姿は眺められませんでした。

 リフトの足元は勿論のこと、登山道周辺も高山植物でいっぱいです。イワイチョウが満開、キンコウカは咲き始めでした。
 
八方池(上部より) 八方池から先は唐松岳への登山道
 八方池の脇でベニヒカゲを目撃しました。一度だけ撮影のチャンスがありましたが、ネライを付けていた時、大勢のハイカーが通り過ぎたので逃げられてしまいました。

 北アルプスにだけ分布している珍しい高山植物(なでしこ科;クモマミミナグサ)を見ることができました。
 
グラートクワッドリフト(下り撮影) 黒菱第3ペアリフト(下り撮影)
 今日、撮影できた蝶の中に、アサギマダラとミヤマシジミがあります。東北信の蝶をご覧ください。家には16時前に戻りました。近くなのでもう一度、快晴のとき妻を伴い来たいと思います。