池の平湿原(長野県東御市) ; 体育の日に表敬登山

− 2004.10.11(月) 晴れ −

 東御市の道の駅「雷電くるみの里」の社長様にお会いした後に湯ノ丸高原「池の平湿原」まで足を伸ばしてみました。そんなことでスーツにネクタイと革靴、妙ないでたちですれ違ったハイカーから「正装登山ですか!」と声を掛けられる始末でした。

 体育の日ですから、日頃お世話になっている自然の山々に感謝を込め表敬登山ということにしましょう。
 
カラマツ自然林の合間に見える池の平湿原 外輪山の稜線に続く遊歩道
 天然カラマツ林が黄色に色づき始めていました。10月半ばになると信州の山々は紅葉になります。今度の週末は仙台出張なので次の週末は紅葉登山を計画しましょう。妻は友人と誕生日の頃に松川渓谷(南志賀)へ紅葉狩りに行くと言っていました。
 
外輪山の稜線に続く遊歩道 外輪山から見下ろす池の平湿原
 池の平湿原は海抜2000mを越えています。着いたのは12時半を少し回っていました。肌寒かったのでスーツの上着を着て三方ケ峰方面に外輪山の稜線を急ぎ足で山歩き、そう言えば昨年も同じコースを走った記憶があります。
 
烏帽子岳(左)と湯の丸山(右) 角間山の先に見える根子岳と四阿山
 勿論、この時期は高山植物は一つも咲いていません。ヤナギランの綿毛も固まりになり深まる秋をじっと待っているようでした。そういえば、イワインチンの遅咲きの花がわずか咲いていました。
 
左より西篭ノ登山、篭ノ登山、水ノ塔山 黒斑山越しに浅間山(画像クリックで拡大)
 浅間山の小噴火が続いています。雲が広がっていましたが、火口から昇る噴煙が確認できました。右上は黒斑山の山容です。山頂稜線の先に噴煙が立ち昇る浅間山の火口が見えます。画像をクリックすると拡大写真で確認できます。