白鳥湖(長野県豊科町) ; コハクチョウの飛来地

− 2005.01.02(日) 晴れ −

 我が家の正月の恒例行事といえば白鳥観察です。宮城では県北の伊豆沼や県南の白石川が代表的な飛来地で毎年のように行っていました。長野県下最大のコハクチョウ飛来地は、松本市の北に位置する豊科町の白鳥湖です。白鳥湖と言っても湖ではなく犀川そのものです。

 大晦日から元旦にかけての大雪は50cm近く積もりました。駐車場からやっとの思いで愛車を掘り出し公道へ、除雪してあるのかないのか分かりませんが道は圧雪状態でした。国道19号は除雪してあったので心配なく走れました。
 
白鳥湖(犀川)川上方向 白鳥湖(犀川)川下方向
 ハクチョウは数えるほどしかいませんでした。犀川の流れが急なので、じっとしていると流されてしまいます。川上に向け泳ぐのがきついのか、流されてしまったハクチョウは水面すれすれに羽ばたき川上に移動していました。

 北アルプス(常念岳と有明山)をバックに飛翔するハクチョウの雄姿を撮りたかったけど、白鳥湖の川岸が北アルプス側だったのでだめでした。宮城の伊豆沼と異なり清流を泳ぐので白さが透き通っていました。
 
求愛行為? 川上へ移動
 コハクチョウの飛来地は白鳥湖以外、明科町の御宝田遊水地と穂高町から池田町の水田も知られています。用意した地図を忘れてきたので穂高町方面に記憶を頼りに行ってみることにしました。当地のシンボルでもある北アルプスの常念岳と有明山を掲載します。

 朝日に照らされ茜色に輝く常念岳と有明山(別称;安曇富士)の秋の景色は有名です。冬至を過ぎ陽も長くなる方向に向かっています。それでも午後15時、陽射しはかなり傾いています。もう少し滞在すると違った写真が撮れたことでしょう。
 
常念岳 有明山(別称;安曇富士)
 大王わさび農場に寄りわさび漬けを土産に買いました。生わさびを1本、500円で買いました。中には3000円もするのがありました。濡れ新聞に包んで冷蔵庫で保存すると1ケ月ぐらい持つそうです。

 シーズンオフなのか、大王わさび農場は閑散としていました。14時を過ぎています。安曇野で遅お昼にしました。
 
水車小屋(大王わさび農場) わさび畑(大王わさび農場)
 家に戻ったのは17時半過ぎでした。ほっとして一休みしていると、北海道のYさんから氷下魚の干物と豚丼のタレが届きました。さっそくお酒のつまみにし、食事は生わさびをおろして蕎麦にしました。