鷹狩山(長野県八坂村) ; 銀一文字との出逢い

− 2005.05.28(土) 晴れ −

 早朝の天気は良くありませんでした。今日はダメかと半ば諦めて朝食をゆっくりと済ませました。そのうちに青空が見えてきたので10時に家を出て八坂村に向かいました。
ウスバシロチョウ(鷹狩高原) ベニシジミ(鷹狩高原)
 目的地の“鷹狩高原”には県下随一の北アルプスビュースポットがあります。鷹狩山(たかかりやま;1164m)は大町市の東に位置し山頂の展望台からは常念岳から白馬岳まで見渡せます。
唐花見湿原のウメモドキ イトトンボ(唐花見湿原)
 犀川沿いに走る国道19号の新山清路橋手前を大町市に向け右折します。途中、唐花見(からけみ)湿原に寄ってみました。この一帯の湿原には“ハッチョウトンボ”が生息しています。
鷹狩山 山頂の北アルプス展望台 北アルプス(常念岳〜白馬岳)ビュースポット
 観光シーズン前なので、鷹狩山の山頂にある“北アルプス展望台”を訪れる人は少なく村営施設は休業中でした。霞がかっているため北アルプスの山容は写真に写っていません。
ミヤマセセリ(鷹狩山) ギンイチモンジセセリ(鷹狩山)
 正面には餓鬼岳と蓮華岳、足元には大町市の町並みが見えます。昼食を済ませ駐車場に向かう途中、思いがけなく“ギンイチモンジセセリ”に出遭えました。
 目的であった山菜狩り、その成果は・・・・若干といったところです。ネライのワラビは少なかったけど、今シーズン最後になるタラの芽が予想外に採れました。弘法の硯水という湧水を汲んで帰ったので、今夜も山菜の天婦羅と水割り、信州そばといった定番です。