飯縄山(長野県小川村) ; 夏の風物詩と思える蝶

− 2005.07.30(土) 晴れ −

 午後から雨になるとの天気予報、それなら午前中だけでも蝶の撮影をしようと小川村の大洞高原(星と緑のロマン館)にある飯縄山(いいづなやま;1203m)に行くことにした。
大洞池の奥にある登山口 飯縄山遊歩道(進入禁止の車道)
 鬼無里に行く通り道、県道36号(信濃信州新線)小川村と鬼無里の境にある里山で、信州100名山の一つ虫倉山の西に位置している。自然観察を目的とした飯縄山遊歩道である。
山頂にある稲丘神社 小川村 稲丘地籍(大洞高原)
 大洞池奥にある登山口(海抜1000m)から山頂の稲丘神社までは進入禁止の車道があり30分程度の道のりである。途中、アサギマダラ等数種類の蝶に目を奪われ1時間程費やした。
オオウラギンスジヒョウモン メスグロヒョウモン
 遊歩道脇のオカトラノオやヒヨドリグサには、オオウラギンスジヒョウモン・アサギマダラ・サカハチチョウが吸蜜に訪れていた。
アサギマダラ ヒカゲチョウ
 夏山に登るとアサギマダラが出迎えてくれる。登山道に腰を下ろし汗を拭いながら“ふわふわと上昇気流に乗るアサギマダラ”を眺めての休憩は何とも言えない心地よさを覚える。
キバネセセリ スジグロチャバネセセリ
 キバネセセリ、実物を近くで眺め撮影したのは初めてである。蝶に興味を持たない人だと蛾だと思うだろう。太い胴体、大型のセセリチョウである。
 飯縄山で2時間弱楽しみ、その足で鬼無里に下り国道406号(鬼無里街道)で白馬村に行き、白馬岩岳スキー場まで登り、帰路はお馴染みの大町街道で戻った。