双子山(長野県佐久市) ; 春日渓谷の大河原峠

− 2005.07.31(日) 晴れ −

 姉の中国旅行記の資料を受け取るついでに春日渓谷まで足を伸ばしてみようと思った。ところが利用者も少なく荒れた簡易舗装の鹿曲川林道を登り詰め、大河原峠まで行ってしまった。
大河原峠(標高2097m) 大河原ヒュッテ(蓼科山登山口)
 落石が道路に転がっていたり、体が固まってしまう程の深い谷、春日渓谷に造られた芸術的な鹿曲川林道で怖い思いをした。同じ道を戻る勇気を取り戻すべく双子山まで一走りしてみた。
双子山ハイキングコース 双子山(標高2224m)
 三角柱に先に見えるのが日本100名山の一つ“蓼科山(2530m)”であり、その前に横たわっているのが前掛山(2354m)である。大河原峠は、蓼科山の登山口でもある。
双子山の山頂は草原になっている
 標高2224mの山頂は広い草原になっていた。高山植物のお花畑のようだが、今はハクサンフウロのみ、どんな花が咲くのだろう。山頂は、大河原峠から登り20分、下り15分である。
スジボソヤマキチョウ コムラサキ
 春日渓谷、鹿曲川林道脇で撮影した蝶である。撮影出来なかったが、ヒメグルミの葉に止まっていたオナガシジミを目撃した。この一帯にはヤマキチョウが生息している。
ウラジャノメ ヒメキマダラヒカゲ
 ヒヨドリバナにはアサギマダラとヒメキマダラヒカゲが吸蜜に訪れていた。登ってくるときは気づかなかったが、下りでは随分と目に付いた。
アサギマダラ ハクサンフウロで吸蜜するキチョウ
 双子山ではアカタテハとキチョウ、ヒメキマダラヒカゲを見ただけである。里で見るキチョウ、ハクサンフウロで吸蜜するシーンを見たのは初めてである。