鬼押出し園(群馬県嬬恋村) ; 鬼押出し溶岩流

− 2005.09.23(金) 晴れ −

 秋分の日、“キノコ狩り”に連れていって欲しいと姉に頼み家を8時に出た。キノコの生長に必要な雨が降っていないこともあり、収穫は“不良”であった。
秋の味覚  アミタケ イグチ科ヌメリイグチ属
 四阿山を群馬県側から撮ってみたく、湯の丸高原の地蔵峠を越え嬬恋村に行ってみた。一面キャベツ畑、キャベツの匂いと消毒の臭い、撮影地にワレモコウが生い茂っていたが蝶の姿はなし。
日本100名山 四阿山(あずまやさん;2354m)
 浅間広域農道を浅間連山に沿って走り、R235を右折し時々雑木林を覗きながら、日本ロマンチック街道で鬼押出しに向かう。
スジボソヤマキチョウ クジャクチョウ
 この間に撮った掲載外の蝶は、モンキチョウ、キタテハ、イチモンジセセリ、ルリシジミ。山野草も前回の浪漫紀行と同じなので省略する。
世界三大奇勝  浅間山 鬼押出し溶岩流(1783年天明大噴火)
 鬼押出し園は正面ゲート(有料)から入らず、火山博物館に移動し昼食をとる。火山博物館の山側から溶岩流の東側から回りこむ遊歩道を見晴らし台まで散策。
火山博物館〜見晴台コース 溶岩流を登る“岩の精”
 溶岩流の隙間にはヒカリゴケが、三脚を持ってこなかったので全てブレてしまった。ここ“鬼押出し”は、世界三大奇勝の一つ“溶岩の凝結地帯”である。
溶岩流の間の遊歩道を歩く妻と姉 浅間山(鬼押ハイウェーより)
 いろんな形をした溶岩の凝結岩、スマートメディアのスペアを車に残したザックに入れたままなので、撮影済みの重複画像を削除しながらの追加撮影になった。
 帰路は、浅間越から中軽井沢を経て東御市と浅間連山の約半分を回った。距離は約100kmになった。キノコ狩りが不振に終えたので高原野菜を2ケ所で買い込み18時頃に帰宅した。
 一日中行楽日和であった。鬼押出しに、あのような景色の良い遊歩道のあったとは思いもよらなかった。クロマメノキ群、シーズンにはミヤマモンキチョウが舞っていることだろう。