大峰城(長野県長野市) ; 長野市の蝶と夜景

− 2005.10.10(月) 曇り −

 紅葉が始まったというのに、体育の日の3連休は曇天で山歩きは出来ませんでした。妻のリクエストで、大峰城にある“チョウと自然の博物館”に行ってみました。
大峰山の山頂にある大峰城は“チョウと自然の博物館”になっている
 大峰城は武田方の旭山城の向城として上杉方が築いた山城で、葛山城主落合備中守の家臣大峰蔵人が築城したものです。築城時期は明確でありませんが天文年間初期といわれています。
大峰城の天守閣から長野市街地が一望できる
 長野市街地を一望できる夜景ビュースポットの一つとして知られています。体育の日の3連休は写真のような曇天でした。
戸隠神社 中社
 大峰城を後にし、戸隠高原に行ってみました。霧雨が降るなか戸隠神社の中社を見てから奥社の先にある戸隠牧場まで車を走らせてみました。天気が悪くても大勢の観光客で混雑していました。
 大峰城の1階は日本の蝶(特に長野市周辺の蝶)、2階は世界の蝶が展示してあります。日本の蝶のルーツがわかる“日本列島チョウまっぷ”が興味をひきました。
日本列島チョウまっぷ 日本・準日本特産型(日本特化系)
 日本の蝶のルーツは、日本特化系・環日本海アムール系・熱帯アジア系・西部支那系・環日本海黄河系・環北極シベリア系の6系統に分けらけるようです。
アムール型(環日本海アムール系) マレー型(熱帯アジア系)
 長野県には120種の蝶、生息種の数では日本一、何か嬉しくなりました。宮城の頃から数えると、生態写真種107種、標本写真種7種、目撃5種、合計119種です。
ヒマラヤ型(西部支那系)    左;黄河型(環日本海黄河系)
   右;シベリア型(環北極ヨーロッパ系)
 行ってまで見たいと思いませんが、南半球に生息する蝶は何とも言えない形と色、蝶を題材にデザインしたものが多くあるのも理解できます。