白馬の女神(長野県白馬村) ; 春の女神の揃い踏み

− 2006.05.21(日) 快晴 −

ギフチョウ
 ギフチョウが飛び交う“みそら野”は、村民あげて保護活動に熱心です。自転車に乗った監視員がパトロールする中での撮影、獲らずに撮る人と認知してくれたのかポイントを教えてくれた。
遅蒔きの羽化・・・・カタクリなし 今年は桜です
 撮影のふりをしてネットを隠し持つ密猟者は“挨拶をしない”のですぐに分かる。常連は子供にネットを持たせ、見つかったら子供のせいにするらしい。
 ほんの一部を残しカタクリは咲き終えていた。今年のギフチョウはカタクリの蜜を吸うことが出来なかったようだ。カタクリジュースを知らないギフチョウ、何か可哀そうな気がする。
ヒメギフチョウ
 五竜カタクリ苑に寄ってみた。カタクリは終盤を迎えていた。出店の小母ちゃんに聞いてみたらヒメギフはやっと羽化したところだという。いくつか飛んでいるから撮れるよと言ってくれた。
萎れたカタクリで吸蜜するヒメギフチョウ カタクリに代わってニリンソウが満開でした
 風がない窪地のカタクリに3頭のヒメギフチョウがいた。騒がしい人たちが集まってきたのでビックリして飛び去ってしまった。
 白馬に通い詰めた甲斐あって(6度目の正直)、ギフチョウとヒメギフチョウを同時に掲載できるチャンスに巡り合わせた。カタクリは終えていたが、山桜で吸蜜する姿も撮れたし満足だ。
 クロスカントリーに行ってみた。ヒメシロチョウがタンポポに群がっていた。何度トライしてもシャープに撮れない蝶だ。→ ヒメシロチョウの夫婦