天然記念物(長野県白馬村) ; アルプスの妖精

− 2006.06.07(水) 晴 −

クモマツマキチョウ(♂)
 昨日の夕方、雷雨があり虹が出た。東信の方でかなり降ったようだ。明日から天気は下り坂、そして入梅になりそうだ。今日は振替休日、きっと良いことがあるだろうと8時前に家を出た。
クモマツマキチョウ(♂)
 善光寺平は厚い雲が覆っていた。美麻のトンネルを出ると白馬の空は雲が切れて陽が射し始めていた。今日のタイトルは“二つのイエロー”にしようと思い先を急いだ。
 8時45分に登山口、2時間弱でポイントに着く。約1時間探すも姿なし、早弁を取りスマートメディアを交換しようと立ち上がったとき、顔の近くに何かが飛んできた。ビックリして顔を背けると、何と“イエロークモツキ”ではないか・・・・。
クモマツマキチョウ(♂)
 夢中で追いかける(追跡1追跡2)も逃げ去ってしまった。初めて目にする。白より黄色の方が興奮度は高い。余韻がおさまり約1時間が過ぎる。来た来た・・・・
クモマツマキチョウ(♂)
 エゾスジグロシロチョウをメスと間違えたのか後を追う。もつれて地面に・・・・スミレを見つけたのか吸蜜の方を選ぶ。まだ昼食を取ってないのか・・・・。
 約1時間、存分に満足させてくれた。14時、そろそろ帰ろうかと身支度をすると足元にまとわりつく。今日はありがとうと礼を言い撮影せずに別れる。帰り道で出遭ったもう一つのイエロー(バンド)とはいきませんでした。→ギフチョウ
 随分撮った、お出ましを待つ間に山ウドを抱えられないほど採った。満足したが万歩計は23千歩、それだけ疲れた。帰りにヒメシジミの発生状況を見に立ち寄ったらミヤマシジミが4頭、ヒメシジミの姿はなし。