週末になると天気が崩れる、ならば週の半ばならどうだ。そう思い水曜日に休みをとった。水曜に近づくにつれ、晴後曇の予報は遂に曇後雨になってしまった。 |
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露天風呂見ぃ〜つけた! |
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梅雨時の白馬も絵になる |
厚く覆われた曇り空を押しのけ陽が少し射し出した。往けると確信し8時に家を出る。美麻のトンネルを抜けると白馬の空は薄青空が広がりつつある。 |
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途中まで見送ってくれたアルプスの妖精 |
第一ポイントを偵察し、10時50分に最終目的地に着く。ロケーションを見て回る。“マズイ”との直感、花がなさ過ぎるし草の丈も伸びている。とりあえず早弁にして体勢を整える。 |
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クモマツマキチョウ(今日の貴重な1枚) |
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アサギマダラ(一応飛翔写真である) |
おにぎりを半分食べた時に初飛来、スクランブルをかける。イワハタザオに止まるが1秒以内、撮れるわけがない。旧式デジカメに腹を立て、戻っておにぎりの残りを食べる。 |
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ツマキチョウ |
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サカハチチョウ |
来た!来た!・・・・撮れない。こんな状態が約1時間半も続く。今までのなかで飛来は最も多い、しかし全く撮れない。証拠写真が1枚撮れたところで一休み。 |
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ヤマキマダラヒカゲ |
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イチモンジチョウ |
山の雰囲気がおかしくなってきた。成果なく撤収かと思っているところに雨が降ってきた。本降りだ。傘を広げようとしたら目の前の木にキアゲハ(来る時、そうだった)が・・・・いや違うぞ、何だ“新鮮なギフチョウ”ではないか。カメラ位置を考えている間に飛び去ってしまった。 |
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メスグロヒョウモン |
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クモガタヒョウモン |
400〜500m戻ったところで妻に電話をする。話始めたら目の前にクモツキが現れる。「もう帰っちゃうの」と話しかけてきたように思えた。連写で追うが撮れているかわからない。しばらく私の周りを旋回し戻っていった。「来シーズン、きっと逢おうね」と手を振って別れた。 |
源泉と登山口の間に調整排水している場所がある。その下に簡易露天風呂があった。手を入れてみたら丁度良い湯加減だ。結構歩くので足腰が痛い、この次に来た時に足湯を使わせてもらおう。 |
満足にクモツキを撮ることが出来なかった。決して負け惜しみではないが目の保養は十分に出来た。この場所を教えて下さった“みそら野の住人”さんがおっしゃった“目の保養が最高、写真は副産物”という言葉を思い出した。 |