浅間山系(長野県東御市) ; 遅い梅雨明け日の蝶々撮り

− 2006.07.30(日) 晴 −

アサマモンキチョウ(ミヤマモンキチョウ)
 3連休にした時点では、浅間山の第一外輪山の黒斑山〜蛇骨岳にアサマシジミを撮影に行く予定であった。ここは風景写真に重きを置いていることもあり梅雨明けを待って行くことに変更していた。予定変更に伴い、一回り以上年上の兄と登ることにした。
アサマモンキチョウ(ミヤマモンキチョウ)
 昨夜の時点でBBSに書き込みをして頂いた、“みそら野の住人さん”と湯ノ丸山まで、そして“ダンダラさんご夫婦”と湯ノ丸山の山頂から烏帽子岳までご一緒させて頂いた。
 地蔵峠の登山口を8時45分にスタート、この時点で“ダンダラさんご夫婦”は既に湯ノ丸山の山頂に着かれていた。我々は10時15分に山頂に立ったので1時間半もお待ち頂くことになった。
ミヤマシロチョウ
 先週の日曜に来た時はミヤマシロチョウは1頭も見かけなかった。今シーズン中に是非とも撮りたくリベンジということになった。昨年は7月24日の撮影、今年は遅れているのは承知していたが時期を逃すのではと気をもんでいた。
ミヤマシロチョウ
 少しオーバーかも知れないがアサマモンキチョウより多く見かけたと思う。写真を撮るより目の保養が出来た。欲を言えば吸蜜時の撮影をしたかったが元気に飛び回っていたのでシャッターチャンスに恵まれなかった。
 珍しく遠足パーティがいなく大人の山歩きが出来た。そのためかミヤマシロチョウもゆったりと木立の間を滑空していた。難しい注文かもしれないが、高山蝶が発生する時期は遠足を控えて欲しい気もする。
 お盆前にベニヒカゲの撮影に再来しようと思う。今年はクモマベニヒカゲを撮影したく北アルプス(白馬)に行く予定だ。この時は妻も行きたいと言っていたので同行するであろう。ただ、時期が重なるので天候が気になる。
ガスが晴れたとき、東御市〜上田市を流れる千曲川を確認することが出来た
 苔で覆われた烏帽子岳のお花畑には名前が分からないが数多くの高山植物が咲いていた。その上をアサマモンキチョウやミヤマシロチョウ、コヒョウモンモドキが優雅に飛んでいた。
コヒョウモンモドキ
 私にとってコヒョウモンモドキは、アサマモンキチョウやミヤマシロチョウより珍しく感動も新しい種だ。運良く裏面の写真も撮れて満足だ。
ヒョウモンチョウ
 7時のNHKニュースで、例年に対し10日遅れの梅雨明けを報じていた。気象庁も8月にならないうちに宣言したかったと思う。それにしても予報の天気と実際の天気に差があり過ぎるのも問題だ。データに頼りすぎ総合的考察力が鈍っているように思える。
 何故か右足の親指の腹にマメが出来た。そう言えば山らしい山歩きは一昨日の根子岳と今日の湯ノ丸山〜烏帽子岳、ずいぶんご無沙汰してしまったようだ。お詫びとは言わないが今度の金曜に黒斑山に登ろう。