ゴマシジミ(長野県白馬村) ; ゴマの魅力に魅せられ

− 2006.08.23(水) 晴 −

ゴマシジミ (逆光をストロボで打ち勝つ)
 白馬のゴマシジミか湯ノ丸のベニヒカゲか、悩んだすえ白馬のゴマシジミを選んだ。白馬に行けばベニヒカゲを見ることができる。しかし、湯ノ丸ではゴマシジミは見られない。
ベニヒカゲ (北アルプス産)
 浅間山系のベニヒカゲと北アルプスのベニヒカゲ、北アルプス産は何かオレンジの中にある黒ポッチが心持ち小さいような気がします。フォッサマグナの両脇に棲むベニヒカゲ、沢一つ違っただけで変異が認められるのだから大きな差があっても不思議ではありません。
 蝶の写真を撮っていたところを見られたのか、リフトの係員さんに昨夜のNHKで放映されたアサギマダラのマーキングのことを話しかけられました。多分、マーキングに参加されるでしょう。
カライトソウで吸蜜するゴマシジミ
 少し鮮度が落ちたゴマシジミ(8.13は新鮮だった)、でもキズモノではないので被写体としては満足しています。昨夜、雨が降ったのかカライトソウに水滴がついていて蝶の鮮度不足を補っているかのようです。
ワレモコウで吸蜜するゴマシジミ
 ワレモコウにゴマシジミ、カタクリに(ヒメ)ギフチョウ、定番ショットです。トップの写真、カライトソウでなくワレモコウだと最高ですが。それに滅多にトリミングしないのにカライトソウの茎に裸虫が付いていたのでその部分を切捨てました。
 白馬に着いたとき北アルプスは雲の中、不安が的中しポイントに着いたときは蝶の姿は全く見られなかった。それでも、一瞬のガスの切れ間に飛び立ったゴマシジミを撮影でき満足でした。
ミヤマシジミ (左;♂/右;♀)
 里に下りて来てから撮ったミヤマシジミです。気持ちはクロツバメシジミであって欲しかったけど ・・・・。しかたないですよね。
 ヒョウモンは勿論のことベニヒカゲも新鮮な個体は見られませんでした。週末、浅間山系のベニヒカゲを撮りに行ってみようと思いますが、どうでしょうか。