湯ノ丸山(長野県東御市) ; 晩夏の高原を飾る蝶

− 2006.08.27(日) 晴 −

 想い出の蝶である“ベニヒカゲ”を心置きなく見たい。それも湯ノ丸産でなければだめ。この週末を逃したらボロの個体ばかりになってしまう。
 地蔵峠に着いたのは9時半を回っていた。湯ノ丸牧場をリフト沿いに登って行く。ここでメディアとバッテリーを忘れたことに気づく。画素を落とし1枚のメディアを大切に使うしかない。
 つつじ平でベニの撮影にふける。そこに1頭のキベリが滑空してくる。夢中で追いかけるも撮らせてくれない。中高年のトレッキングツアーにいく手を阻まれ山頂に着いたのは11時半だった。
何か黒紋が変?・・・・“クモマベニヒカゲ”と勘違いさせるような個体でした
 山頂のイワインチンは満開であった。ベニに心行くまで遊んでもらい13時半に鳥居峠に下山した。画素は今までの1/4にしたが引き伸ばさないかぎり問題はなさそうだ。
 途中でバッテリーが切れた。携帯の電池も切れた。そのうえデジカメのモードスイッチが歯槽膿漏の状態、大分使い込んだものな、ピンも甘くなってきているし買い替えの時期かな。
 そうなると、満6年間お世話になったオリンパス“CAMEDIA C-2100”による画像も最後ということになる。このカメラのダイナミックさを次の3枚で表現し引き継ぎとしよう。
 後継機種は、やはりオリンパスで9月中旬発売予定の“CAMEDIA SP-510UZ”が有力です。ズイコーレンズファンで“Pen-F”“Pen-FT”以来の愛好者です。