中綱湖(長野県大町市) ; アサギマダラの南帰行

− 2006.09.23(土) 晴 −

 アサギマダラが南帰行する季節がやってきた。地元のテレビや新聞が毎年のように報ずる場所がある。昨日の新聞で報じていたのでカメラテストを兼ね行ってきた。
まずまずの写りで手応えありといったところ
 7時30分に家を出て白馬に向かう。ミヤマシジミを撮ってから蛇紋岩で濾過された北アルプスの湧き水を持ち帰る。気のせいか白馬三山が少し白く(雪?)見えた。
中綱湖の湖畔に植えられたフジバカマ畑
 先生に連れられた親子がアサギマダラのマーキングをしに来ていた。マーキングを確認した子供たちが「福島だ」「蔵王だ」と叫んでいた。
やっと探したマーキングなしの個体
 白いタオルを回したりネットを振り回すのでフジバカマに止まったアサギマダラが舞い上がる、マーキング優先ポイントなのか撮影者は一歩引いての遠慮体勢だ。
開花が始まったツメレンゲ
 千国街道を南下し大凡の見当をつけたポイントへ直行する。ツメレンゲの匂いとクロツバメシジミの鳴き声に案内され苦なくしてその場所に辿り着くことが出来た。
被写体のせいかピントが合ったのは10%ぐらいだった
 やや擦れた個体だが被写体としては十分であった。新デジのピントが合わないのには四苦八苦するもまあまあというものが数コマ撮れていた。
クロツバメシジミ
 夢中で撮っていたら512MBのピクチャーカードが満杯になった。CDで1枚分になるのに電池はまだ使える。ピクチャーカードは2枚しか持ってないけど10月の7〜9日に計画している奈良井川紀行の二泊三日に及ぶ撮影旅行ではどうしたものか。
 アサギマダラの右写真は“飛翔”です。新デジはシャッターチャンスにかなり強いと実感出来た。課題はピントに色飛びだ。いろいろ設定変更してみたが解決出来ていない。旧デジは完全に壊れたので今後は新デジ100%だ早く慣れよう。
 明日もカメラテスト、お彼岸なので実家に墓参りを兼ね東信に行ってみよう。アサギマダラと入れ替わりウラナミシジミが北上して来ているだろう。北海道の大雪山で初雪、蝶シーズンの終わりがすぐ近くに来ている。