松島(宮城県松島町) ; 島巡り奥の細道遊覧コース

− 2006.10.21(土) 晴 −

 仙台出張。午前に行われる営業会議が中止になったので松島観光をしてみたくなり仙石線の松島海岸駅まで足を伸ばす。17年間の宮城生活では乗った記憶がない。
島巡り奥の細道遊覧コース(松島乗船ゲート) 松島四大観“幽観”の扇谷を湾から眺める
 9時台になると松島海岸までの電車は30分に1本の割合だ。週末であるが観光客の姿は疎らであり乗船した“島巡り奥の細道遊覧コース”は10名強であった。
材木島 名称不詳の島
 島巡り奥の細道遊覧コースは松島と塩釜の定期便にもなっている。所要時間は約50分で松島湾から外洋松島に顔を出し塩釜港への表玄関である馬放水道を観光できる。
鐘島 仁王島
 空と海の青さが鮮やかに撮れた。上写真の鐘島と仁王島は看板島である。浪漫紀行の第148話“松島四大観”(2004,01,18)の“扇谷の幽観”と“多聞山の偉観”を松島湾から眺めた。
夫婦島 松島四大観“偉観”の多聞山を湾から眺める
 外洋松島を覗き馬放水道を塩釜港に向かう。多聞山からの偉観を横切るルートだ。下写真の地蔵島と馬放島が多聞山から眺める偉観の最手前にある二つの島である。
地蔵島 馬放島
 塩釜マリンゲートで土産に海産物を買う。ここに入ったのは何年前のことだろう。妻の母を松島見物に連れてきた以来のことだ。多分10年は経っているだろう。
塩釜港への正面玄関にあたる馬放水道 島巡り奥の細道遊覧コース(塩釜マリンゲート)
 約50分、あっと言う間に過ぎてしまった。最後部のデッキで右舷に行ったり左舷に行ったり忙しく撮影し堪能した。こうして思うに宮城を後にして2年半、信州人になりきった自分がここにいることを不思議にも思えた。
 本塩釜駅近くで昼食をとろうと、かつて何度も利用したことのある店に向かう。店のあった場所には高層マンションが建っていた。午後の会議が迫っているので過ぎたる時に熱いものを感じ仙石線に乗り込む。