犀川中流域(長野県信州新町) ; 虚空蔵山の西山麓

− 2006.10.22(日) 晴 −

 1847年に発生した善光寺地震で虚空蔵山の西山麓が崩壊し犀川を塞き止めダムを形成、それが崩れ善光寺平は水害という二次災害に襲われた。
水内ダム(右岸下流より) 水内ダム(右岸上流より)
 ダムが形成された場所は水内ダム付近らしい。まずは水内ダムの右岸を平三水橋から久米路橋まで川上に向かって探索してみた。この辺りは左岸の国道19号を走っていたので初めての道だ。
久米路峡(右岸下流より) 久米路峡(左岸上流より)
 虚空蔵山に登山道があるか否かは不詳。もしあるのなら登ってみよう。里から眺める山容だと展望はききそうにない。
日名橋下流(右岸和田地区より)
 次は日名橋と置原橋の間の小道を左折し右岸を新町橋まで下流に向け探索してみた。大原橋を撮った焼却場から真向かいに見える山村地帯だ。北アルプスと北信五岳が見える展望台があった。
更科橋上流(右岸弘崎地区より) 虚空蔵山西麓より
 雪が降る前の澄み切った日に再度来てみる価値がありそうだ。禅寺があったが今日のところは寄らずに記憶に止めるだけにしておこう。
虚空蔵山西麓より
 犀川に沿って下流方向に走り信州新町に再び戻ってしまった。さて次は何処に行こうかと美術館脇の草むらでヤマトシジミを追いかけ考えた。
クロツバメシジミ(松本市;犀川支流)
 結局、奈良井川と梓川が合流する犀川起点部まで走ってしまった。ここまで来たら松本にお住まいのクロツさんにご挨拶をすべく立ち寄ってみた。
 ツメレンゲの花も散り数頭のクロツが風を避け草むらに潜り込んでいた。それでも被写体として満足出来る固体がいたので撮影、時は16時だ。家まで急いでも1時間半はかかるだろう。