第4回秋祭り ; アサギマダラの渡り(2016年) |
県内でも日照時間が長い当地、今年は「梅雨に勝る秋雨」で「秋晴」の記憶が少なかった。昨年の株分けの失敗で特等席は疎らだがフジバカマの総面積は格段に増加。出足不調も後半追込型で過去最高の「渡り」になった。 | ||
9月2日(金)晴;1頭 | ||
9月10日(土)晴;2/3頭 | ||
台風の影響で、損傷が目立つ。また、ここまでの3頭でマーキング付が1頭いたが場所の特定は出来なかった。 |
9月11日(日)曇;1/4頭 | ||
9月15日(木)曇;6/10頭 | ||
バタフライガーデンに飛来した。そんな様子がわかる「三尺バーベナ」での吸蜜・・・・フジバカマは満開前なので蜜だって豊富にあるのに・・・・違ったものも食べたいのだろう。 |
9月19日(月)雨/曇;1/19頭 | ||
16-17日は出張で妻が観察してくれた。16日(曇) 3/13頭、17日(曇) 5/18頭。「三尺バーベナ」の次に彼等を惹きつけたのは、やはり御神木の「ブッドレア」だ。たまたま止ったのではなく「むさぼり」ついていた。 |
9月21日(水)曇;2/21頭 | ||
ブッドレアは「ブラックナイド」「イエローマジック」「ピンクパール」「フラワーパワー」の順に開花。ブラックナイドは残花がわずかに残る程度、最も集まっているのは、やはり「旬」のフラワーパワーだ。昨年は10日が初見日、そして21日はピークで25頭/86頭であった。前年比25%弱と低調だ。 |
9月23日(金)曇;8/29頭 | ||
ヒョウモンがアサギマダラを追尾する。テリ張りから追い出そうとしているようだ。特に、ブッドレアに近づくと数頭のヒョウモンが迎え撃つ。 |
9月24日(土)曇;8/37頭 | ||
今年から、野菜畑の縁にもフジバカマが咲いている。コスモスの代わりにフジバカマを植え替えたのだ。こぼれ種で花を咲かせているコスモスにもアサギマダラが・・・・。もちろん、高嶺ルビー(紅花蕎麦)でも吸蜜している。 |
9月25日(日)曇;6/43頭 | ||
重複するが、昨年のピークである9月21日の翌日は「ゼロ」、そして23日から「8-8-6頭」と増えてきた。しかし、「初年度(127)-2年度(57)-3年度(181)」の流れが気掛かり・・・・趨勢予想値「半減の80-90」が脳裏を横切る。 |
9月26日(月)雨;11/54頭 | ||
彼等にとっての渡りは死活問題だ。強風豪雨でない限り強行せねば・・・・今シーズン初めての2桁、雨が止んだ一時を見計らい撮影した。残すところ10日足らずで渡りも終えよう。もっともっと真面目に撮影しておこう。 |
9月27日(火)晴/曇;6/60頭 | ||
アサギマダラの御一行様に混じってツマグロヒョウモン(♀)が飛来した。過去の記録を紐解いてみたら2013.9.25に飛来している。こうしてみると、正確に繰り返されているものだ。 |
9月28日(水)曇/雨;15/75頭 | ||
長雨と時たまの強風でフジバカマが倒れた。市道法面側で吸蜜する姿は余り見掛けない。そこは、西日が当らない。農道上や野菜畑にフジバカマが広がり、アサギマダラの集まる場所にも変化が起きたのだろう。 |
9月29日(木)雨/曇;8/83頭 | ||
まだ撮ってないが、何時かは撮りたいというものがある。それは「ログハウスの屋根上」から撮ってみたい。シーズンオフに「ロケーション造り」をしよう。ログハウスでなく三脚でもいいから「真上」から撮ってみたい。 |
9月30日(金)曇;20/103頭 | ||
9月中に何とか累計100頭に達した。「秋祭り」の開催者として二桁止りは何としてでも避けたく員数確認もこまめに行った。断言は出来ないが「ピークは正午前後」「滞在日数は数日」「昼一番で渡りにつく」「渡りは6〜10頭程度の集団」等と推察する。 |
10月1日(土)曇;30/133頭 | ||
昨年までの最多記録は25頭、出足低調で心配していたが「30頭は新記録」だ。この分だとシーズン最多であった昨年の181頭超え、200頭超えも楽勝かな。 |
10月2日(日)晴/曇;31/164頭 | ||
昨日より1頭増え、31頭と新記録を更新した。この分だと累計数も新記録更新は間違いない。数日で心配していたことが払拭できた。 |
10月3日(月)雨;24/188頭 | ||
181頭を7頭超え新記録、今夜は盛大な「秋祭り」を祝い旨い酒が飲める。「一ノ蔵」(宮城の冷酒)に「金華サバ」(塩釜港で購入)の缶詰。「一ノ蔵サバやアサギで秋祭」(いちのくら さばやあさぎで あきまつり)。 |
10月4日(火)晴/曇;6/194頭 | ||
渡りもピークを迎えている。雨の後の晴、昨年の今日はアオスジアゲハが飛来している。一日の数の変動を見ようと1時間毎に観察した。期待は裏切られ、数も少なく、アオスジも姿を見せなかった。 |
10月5日(水)曇;13/207頭 | ||
台風18号が接近、朝の間にわずか陽射しが、午後には風も出始め夕方には横殴りの雨が、昼近くまで5頭、正午になり13頭まで増えた。後からの到着組に損傷が著しい個体も・・・・無事に南下は出来るだろうか? | ||
10月6日(木)晴/台風一過;11/218頭 撮影なし |
10月7日(金)晴;4/222頭 | ||
絵手紙教室から戻ると、最後まで残っていた1頭が「おかえりなさい・・・・お待ちしていました。一族のため、給蜜地を設けて頂きありがとうございました」・・・・とでも言っているように私の周りを飛び回り空高く舞い上がっていった。毎年のように、「渡り」の終盤になると「そんな様」が起こる。いよいよ、今シーズンも終りですね。 |
10月8日(土)曇/晴;3/225頭 | ||
今シーズンの撮り納めか・・・・一本のフジバカマにネライを定め「飛び立つ瞬間・止まる瞬間」を狙い撮りした。一見して連続撮影のようですが、同じ場所で撮影した別々の一枚をそれらしく並べてみた。 10月9日(日)雨;1/226頭 撮影なし |
10月10日(月)晴;1/227頭 | ||
10時になろうというのに気温は12℃、昼になっても15℃と青空が広がっているのに気温が低い。11時頃までは、あれほど居たキタテハも皆無・・・・アサギマダラの渡りも終え秋の蝶もお終いだね。 |
10月13日 晴;1/228頭 15日 晴;1/229頭 16日 晴;1/230頭 | ||
10月17日(月)晴;2/232頭 | ||
夜露も降り朝の気温も一桁、フジバカマの蜜タンクは“空穴”。遅れをとった2頭がブッドレアで爆吸。 |
2016年のアサギマダラの渡り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 30 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天気は「長野の過去」の天気 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 25 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最多観測数;31頭/日 単純合計数;232頭 |
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20 | 20 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15 | 15 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10 | 10 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
05 | 05 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
02 | 10 | 11 | 15 | 16 | 17 | 19 | 21 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 13 | 15 | 16 | 17 | |||||||||||||||||||
9月 | 10月 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年の晩秋に約200本のフジバカマを植えた。そして、初年度2013年の渡りは9/17-10/14で述127頭、ピークは12頭、翌2014年は9/7-10/7で57頭と半減。3年目の2015年は9/10-10/5で181頭、ピークは25頭だった。そして、4年目の今年は9/2-10/17で232頭、ピークは31頭と記録を更新した。 |