初夏の便り ; 夏のバタフライガーデン(6月編) |
2012年(バタフライガーデン創始年)にバタフライガーデン「蝶狂人」を訪れた二つ折りの手紙(蝶)は67種(撮影は64種)であった。その夏季(6-8)には47種、うち6月は27種であった。6月はハイシーズン、今シーズン5月末で18種、27種を加えると累計45種、6月末で何種かな・・・・。 | ||
【情報不足;環境省/準絶滅危惧】 | ||
昨年の発生は6月中旬以降でしたが、6月のトップを飾る蝶とは予想外の早さで驚いた。 |
||
(19) シジミチョウ科 ヒメシジミ(♂) ヒメシジミ亜科(13.06.02) | ヒメシジミ(♀)(13.06.22) |
【絶滅危惧T類/天然記念物 環境省;同】 | ||
再掲載(18) シジミチョウ科 オオルリシジミ ヒメシジミ亜科(13.06.02) 画像Clickで拡大 | ||
親子観察会から戻り農道を見回ると新鮮なメスがクララに止まっていました。午後一杯、断続的に飛来し、遂に産卵まで・・・・無精卵なのか孵化はしませんでした。記念すべきシーンなので再掲載した。 |
再掲載(15) シジミチョウ科 ツバメシジミ ヒメシジミ亜科(13.06.02、05) | ||
メスは微妙に異なり4タイプある。当地で見られるのは(多分)この2タイプだと思う。比較してみたく参考再掲載した。 |
イチモンジチョウと混飛するが、当地では本種の方が多いように感じられる。 今シーズンは飛来するが、なかなか止まらないので撮影の機会が少なかった。 |
||
(20) タテハチョウ科 アサマイチモンジ タテハチョウ亜科(13.06.03) |
ほぼ同じ頃にメスも飛来したが瞬間静止で飛び去ってしまった。 7月の終わり頃には訪花するので焦らずに待とう。(農道の合歓の木は伐採したので訪花しない) |
||
(21) タテハチョウ科 メスグロヒョウモン タテハチョウ亜科(13.06.04) | メス(13.06.25) |
8月以降に多く見られる蝶だが、この時期から発生している。 好みが合わないのか、この時期にはあまり見掛けない。 |
||
(13.06.08) | (22) セセリチョウ科 イチモンジセセリ セセリチョウ亜科(13.06.27) | |
(22) セセリチョウ科 イチモンジセセリ セセリチョウ亜科(13.06.08) | ||
可能な限り意識して植え揃えた花木や庭造りの造作に集まったところを撮影していこうと思う。その方がバタフライガーデンの雰囲気が想像しやすいだろう。シーズンオフには改めて集大成するつもりだ。 |
ジャノメチョウではビウラナミジャノメに次いで2番目に登場した蝶だ。 クロヒカゲを目撃しているが未撮影だ。 |
||
(23) タテハチョウ科 ヒメジャノメ ジャノメチョウ亜科(13.06.08) |
キタテハは吸蜜や吸水に多く飛来する蝶の一つだ。 花壇の石に止まった絵はお気に入りの一つだ。 |
||
(13.06.16) | (24) タテハチョウ科 キタテハ タテハチョウ亜科(13.06.10) |
再掲載(11) シロチョウ科 モンキチョウ モンキチョウ亜科(13.06.10、19) | ||
いずれも昨年植えた宿根草、左は「ダイアンサスナッピー」右は「ベロニカロンギフォリアピンクシャドーズ」を購入したはずだが草丈が異常に短いので「ベロニカレッドフォックス」ではないかと思う。お店の表示間違いの可能性が高いが・・・・そんなことより、どんな蝶がどの花に訪花するか観察するのも楽しい。花中心に再掲載した。 | ||
5月31日に農道から庭にかけ「スジグロシロチョウ」が通過した。追いかけるも早いので見失ってしまった。珍しい蝶ではないので捜せばいるのだろうと気に掛けていたが全く見当たらない。谷合を噴き上げる気流に乗り里から舞い上がって来たのだろうと思う。 |
一週間以上前から飛来していたが撮影のチャンスがなかった。 南東の林縁で見掛けることが多いので、その辺りで発生しているように思える。 |
||
(13.06.19) | (25) タテハチョウ科 イチモンジチョウ タテハチョウ亜科(13.06.12) |
梅雨時の晴れ間に駐車場に飛来し吸水する姿を毎シーズンのように見掛ける。 前翅裏の薄青紫が綺麗に撮れている。もう少し写し出したい。 |
||
(26) タテハチョウ科 テングチョウ テングチョウ亜科(13.06.12) | (13.06.22) |
庭の池を気に入ってくれたのか半日以上居付いていた。 時々水面まで降り吸水していた。絵になるシーンが幾つもあり選ぶのに苦労した。 |
||
(27) タテハチョウ科 オオミスジ タテハチョウ亜科(13.06.16) | ||
農道縁に観賞用にと早めに高嶺ルビー(紅花蕎麦)を播いた。開花したのでモンシロチョウやキタテハ等が訪花している。雑草が伸びてきたので草取りをしなければと思っているがなかなか手が回らない。東棟の農道脇にはオミナエシ等を植えたが木陰になるので育ちそうにない。ここにも観賞用にと(今日)播いたが咲くだろうか。 |
オオミスジともども羽化直個体のようだ。 毎シーズン同じ場所で羽化直個体を見掛ける。もしかして敷地内で発生してしるのだろうか。 |
||
(28) タテハチョウ科 ヒオドシチョウ タテハチョウ亜科(13.06.22) | (13.06.16) |
一ヶ月も前から飛来しているが通過するばかりで撮影のチャンスが無かった。 雨が降り出し露出不足の中での撮影なので写りが悪い。 |
||
(13.06.18) | (29) シロチョウ科 (キタ)キチョウ モンキチョウ亜科(13.06.25) | |
(29) シロチョウ科 (キタ)キチョウ モンキチョウ亜科(13.06.18) |
だいぶ前から農道で見られた蝶だがカメラを向けたのは初めてだ。 春のうちに撮ろう。何か夏休みの宿題を思い出すような |
||
(30) タテハチョウ科 ヒメアカタテハ タテハチョウ亜科(13.06.19) | ||
農道の法面は北東に面しているため午前中しか日が当たらない。フジバカマの成長が気持ち遅いのじゃないかと感じる。周囲の草刈りをしているのである程度成長すれば花部は日に当たるだろう。ところで、アサギマダラの飛来は何時になるだろう。 |
昨夕から冷たい小雨が降り続いている。今日、甲信越にも梅雨入り宣言が出た。記録的な速さだという。 雨でも飛んでいる蝶なので今月中に撮影したいと家の周りを探索。 |
||
(13.06.27) | (31) セセリチョウ科 ヒメキマダラセセリ セセリチョウ亜科(13.06.19) |
小さな黒い虫(ハチorハエ?)が飛んでいる。もしかしたら蝶かも、公道法面の急斜面を降りて見た。 昨年より2週間ほど早い発生だ。 |
||
(32) タテハチョウ科 ホシミスジ タテハチョウ亜科(13.06.19) | (13.06.25) |
この時期の飛来は、もっぱら吸水目的で訪花でなく地肌が出ている庭とか農道である。 夏眠後は訪花で三尺バーベナやブットレアで吸蜜する。 |
||
(13.06.24) | (33) タテハチョウ科 クジャクチョウ タテハチョウ亜科(13.06.22) | |
撮影はしたものの損傷が著しいことから未撮影扱いになっている「ヤマトシジミ」と新規追加候補の通過組「スジグロシロチョウ」がその後全く姿をみせない。また、「アゲハ」「キアゲハ」「カラスアゲハ」も通過のみで未撮影になっている。そろそろ何とかしたいものだが・・・・。 |
真っ黒で小さく神経質で機敏なセセリチョウ。 フィールドでは訪花シーンを撮影しているが我が家では好きな花がないのだろうかと思ってしまう。 |
||
(34) セセリチョウ科 コチャバネセセリ セセリチョウ亜科(13.06.22) |
農道の奥は沢になっていて竹藪がある。薄暗いところを好む蝶なのでどうしても露出不足になりがち。 小画面はLED補助光を照らし撮影してみた。 |
||
(35) タテハチョウ科 クロヒカゲ ジャノメチョウ亜科(13.06.22) |
【情報不足;環境省/絶滅危惧U類】 | ||
新規追加第2号、昨年のミヤマシジミ飛来以来の仰天出逢いだ。 初見時には、随分と小さなウラギンスジヒョウモンだなと思うのも無理のないこと、まさかの出遭いだ。 |
||
(36) タテハチョウ科 ヒョウモンチョウ タテハチョウ亜科(13.06.22) | (13.06.23) | |
ヒョウモンチョウは「撮影に行く蝶」とばかり思っていたので、農道で見つけたときは「何故、ここにいるの?」と目を疑った。もしかしたら、他にも「生息しない」と決めつけている蝶もいくつかいるかも知れない。今シーズンは「サプライズ」に期待し定期観察日をキチンと設けよう。 |
本種は「ゼフィルス第1号」。数日前からチェック、昨夜の雨露が滴り落ちている朝方は未確認。 昼過ぎに再チェック、3頭発生、いずれも開翅シーンを撮影出来た。 |
||
(37) シジミチョウ科 ウラゴマダラシジミ ミドリシジミ亜科(13.06.22) |
農道法面の急斜面に小さなセセリが止まっていた。 雨で濡れ滑りやすく危険な場所、驚かせないよう少し離れたところから降りやっと撮影した。 |
||
(38) セセリチョウ科 オオチャバネセセリ セセリチョウ亜科(13.06.24) |
【準絶滅危惧/環境省;同】 | ||
ゼフィルスチェックの帰り、何か薄茶の蝶影が飛んだ。 7月の蝶とばかり思っていたが、予想外に早い発生で驚いた。 |
||
(13.06.30) | (39) タテハチョウ科 キマダラモドキ ジャノメチョウ亜科(13.06.24) | |
今シーズンは都合がつく日は「ゼフィルス探索」を20日から始めている。ウラゴマダラシジミが発生しているのだから「アカシジミ」「ミズイロオナガシジミ」「ウラナミアカシジミ」も発生しているだろう。条件の良い朝探索が出来れば撮影も間近だ。 |
数日前から農道や庭に吸水目的で飛来していた。 なかなか撮影出来なかったが吸蜜となれば夢中になるので容易に撮影出来た。 |
||
(40) シロチョウ科 スジボソヤマキチョウ モンキチョウ亜科(13.06.24) | (13.06.25) |
【準絶滅危惧】 | ||
遅れること3日で「ゼフィルス第2号」をキャッチ。 北側の雑木林、樹種は東側より豊富だ。期待できそうなので今シーズンの重点見回り地点だ。 |
||
(41) シジミチョウ科 ウラナミアカシジミ ミドリシジミ亜科(13.06.25) |
飛来するも撮影のチャンスがなくイライラがつのっていたアゲハチョウ科の一つが消し込めた。 羽化直といえるほどに綺麗な個体に妻ともども歓声をあげた。 |
||
(42) アゲハチョウ科 アゲハ アゲハチョウ亜科(13.06.25) | ||
「ベロニカロンギフォリアピンクシャドーズ」は撮影に適した草丈、アゲハが止まっても花穂が揺れないのでバタフライガーデンの縁周辺が好位置だ。昨年植え、根切虫の被害にあい咲いた状態が見られなかった。運良く根がしっかりしていたので3株に分け列植えにしてある。 |
順当なところで「ゼフィルス第3号」にミズイロオナガシジミ。 未撮影になっているメス、今シーズンに何とかしたいものだ。 |
||
(43) シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ ミドリシジミ亜科(13.06.25) |
【準絶滅危惧】 | ||
梅雨の中休み、ここぞとばかりの発生ラッシュ、まるで月末追い込み型の生産工場のようだ。 本種も素早く飛ぶので目で追い止まった場所を確認するのも難しい。 |
||
(44) セセリチョウ科 キマダラセセリ セセリチョウ亜科(13.06.25) |
【準絶滅危惧 環境省;絶滅危惧T類】 | ||
参考掲載 シジミチョウ科 ミヤマシジミ ヒメシジミ亜科(13.06.25) | ||
昨シーズンは、農道にオス(12.06.23)/メス(12.06.25)が飛来した。今シーズンの第1化の発生は6月上旬だったようだ。この分だと第1化の飛来は無さそうなので発生地に行って見た。いつ飛来しても持て成そうとご馳走(種で播いた食草のコマツナギは開花している)を並べて待っていたのに・・・・。 | ||
アサギマダラを呼ぼうとフジバカマを農道法面に約200本昨秋に植えた。何本芽吹き成長したか数えたら農道に約400本、庭に約100本という規模になった。一昨年に咲かせたヨツバヒヨドリは大株で一つ、既に開花し最盛期を過ぎたようだ。 |
【絶滅危惧U類;環境省】 | ||
ここ数日、梅雨らしい天気が続き昨日は終日雨降りだった。 菜園の高嶺ルビーで吸蜜そして農道から庭の地面で吸水していた。羽化直の個体だ。 |
||
(45) タテハチョウ科 ウラギンスジヒョウモン タテハチョウ亜科(13.06.27) |
【情報不足 環境省;準絶滅危惧/国蝶】 | ||
初飛来は留守中の29日、家の周囲を周回飛行した後でテラスの壁で一休みしているところを妻が目撃。 農道奥の竹藪で木の葉上で静止したところを撮影した。 |
||
(46) タテハチョウ科 オオムラサキ タテハチョウ亜科(13.06.30) |
月内に「ゼフィルス第4号」を撮影し昨年に並んだ。 同じ木に3頭、高い所に止まっていた。やっとの思いで撮影、もう少し近くで綺麗に撮りたい。 |
||
(47) シジミチョウ科 アカシジミ ミドリシジミ亜科(13.06.30) | ||
オオムラサキの飛来に合わせ、少しは持て成しをせねばとメロンを買ってきた。お先に味見をし外側の部分を蝶道の位置に切り株を置き乗せて置きましょう。ルリタテハも来てくれるといいのだが・・・・。 |