晩夏の便り夏のバタフライガーデン(8月編)
 春(3-5)の便りは18通、夏の便り/其の壱(6)は30通、夏の便り/其の弐(7)は9通だった。蝶の発生ピークは6月と8月である。ただ、8月は2化が殆どなので新たな便りは少ない。きっちりと観察しよう。
 アゲハ・アオバセセリ・ミヤマチャバネセセリで賑わしているブッドレアにキアゲハが飛来した。

 新鮮な個体、ブッドレア・ピンクパールがお好きなようだ。
 
(58) アゲハチョウ科 キアゲハ アゲハチョウ亜科13.08.01
 ウラギンシジミは「秋の蝶」と位置付けていた。早めの出現で夏のバタフライガーデンに掲載出来た。

 頻繁に顔を見せてくれるのは9月になってからだろう。
 
(59) シジミチョウ科 ウラギンシジミ ウラギンシジミ亜科13.08.08
   30日は午後から雨、台風の影響で長雨になるような気配だ。

 農道整備をし昼食にしようとしたら大きな黒色系のアゲハがブッドレアに来ていた。新規追加だ。
(60) アゲハチョウ科 オナガアゲハ アゲハチョウ亜科13.08.30
 晩夏の便りは寂しいほど少なく当て外れだった。しかし最後の最後で73種目になる憧れの黒色系アゲハの訪花があり満足のいくものであった。
   8月は暑い中、熱中症対策をしながら農道に「蝶の水飲場」を作った。未完成の一つを含めると5つになる。

 砂利を敷き詰め硬い粘土地に10cm余りの円形ディンプルを掘り、そこから出た砂利を敷き詰め表面にミネラル分豊富な山の土で覆うものだ。

 シーズンにはスポーツドリンク(粉末)を散布するつもりだ。集団吸水の光景を夢見てのことだ。
     
 8月の最終日にブッドレアとフジバカマに訪花した2種の蝶を掲載し「夏のバタフライガーデン」の部を飾ろう。明日から9月、いよいよ「秋のバタフライガーデン」・・・・今シーズンの最後だ。
 
(42) アゲハチョウ科 アゲハ アゲハチョウ亜科13.08.31
 
(45) タテハチョウ科 ウラギンスジヒョウモン タテハチョウ亜科13.08.31
 「夏眠」明けの大型ヒョウモン、少し眠そうに見えるが損傷度合いは少ない。これら「夏眠」組のヒョウモンチョは、これから子孫を残す時期にはいる。いっぱい食べ頑張ってよ。