蝶狂人の秋 ; Autumn 2014 |
− 9月-10月 − |
8月末で今シーズンの飛来79種を数えた。登録86種中、これから可能性を残すのは「カラスアゲハ」「アオスジアゲハ」「アサギマダラ」だけだ。 | ||
傷ついてボロボロになっても子孫を残すため夏眠後に「激しい求愛」を繰り広げるメスグロヒョウモン。 このところ姿を多く見せるのは、「本種」の他「ミドリ」「ウラギンスジ」たちだ。 |
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再掲載(28) タテハチョウ科 メスグロヒョウモン タテハチョウ亜科(14.09.02) |
損傷個体が多い中から比較的綺麗な個体を選んでみた。 梅雨前に挿し木をしたブッドレアピンクパールで吸蜜していた。このブッドレアは唯一の冬季常緑なので垣根にすべく6本並べて植えた。 |
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再掲載(28) タテハチョウ科 メスグロヒョウモン(♂) タテハチョウ亜科(14.09.02) |
アゲハとアオバセセリがワンフレームに入った。 実は、アゲハを撮影しようとしていたらアオバセセリが横やりを入れてきたのである。 |
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再掲載 アゲハ(♂)& アオバセセリ(♂) (14.09.03) |
梅雨の中休みではなく秋雨の中休みで気温が上がると蝶たちが一斉に押し寄せる。 そんな中で久し振りにウラギンヒョウモンが・・・・なかなかの美女だ。 |
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再掲載(21) タテハチョウ科 ウラギンヒョウモン(♀) タテハチョウ亜科(14.09.04) | ||
夏眠あけなのにチョット見では無傷の個体、羽化直で夏眠し爆睡していたのかな・・・・。初秋のバタフライガーデン“蝶狂人”はヒョウモンチョウの仲間に乗っ取られたようだ。 |
ウラギンスジヒョウモンも・・・・なかなかの美女だ。 メスはオスより大きい。大きいというより巨大という印象だ。 |
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再掲載(66) タテハチョウ科 ウラギンスジヒョウモン(♀) タテハチョウ亜科(14.09.04) | ||
ブッドレアの花期(最盛期)も過ぎたので三尺バーベナで吸蜜する蝶が多い。フジバカマも本格的に開花し蜜も濃厚になってきたのか訪花する蝶が増えた。 |
今年の秋雨はジトジトと冷たい雨が長かった。 久振りに青空が広がった。昼少し前に「渡り」の1号が飛来した。 |
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(80) タテハチョウ科 アサギマダラ(♂) マダラチョウ亜科(14.09.07) | ||
昨年は9月17日から10月14日まで述べ127頭、今年はフジバカマも倍増で1000本になった。アサギマダラも倍増して欲しいものだ。 |
このところ、スジボソヤマキチョウの訪花が10頭を超えている。 もしやと撮りまくっているが「スジボソ」でないのは訪花していない・・・・当たり前か。 |
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再掲載(45) シロチョウ科 スジボソヤマキチョウ モンキチョウ亜科(14.09.12) | ||
カメラを構え飛び立つ瞬間を1/4000秒で狙い撃ち。蝶よりわずか手前に置きピン、歩留りは1〜2割とスクラップの山。その場で削除しているのでバッテリーの消耗が著しい。 |
フジバカマの手前にニラが咲いている。モンシロチョウも同様に撮影してみた。 アサギマダラの撮影に向けてのトレーニングだ。 |
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再掲載(02) シロチョウ科 モンシロチョウ シロチョウ亜科(14.09.12) | ||
ヒョウモンチョウは素早いので飛び立つ瞬間を捉えるのは至難の業、よって挑戦しようとも思わない。ブッドレアにツマグロ・ミドリ・ウラギンスジが各20〜30頭訪花している。どうやって一枚に収めるか思案中だ。 |
当地では2化性。第1化は初夏(6/14)に撮影し掲載済み、第2化は8月下旬頃から出現する。 数日前にフジバカマに訪花したがカメラを持っていなかったので目撃のみになった。 |
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再掲載(38) タテハチョウ科 クジャクチョウ タテハチョウ亜科(14.09.13) | ||
家の周りに集まっている蝶の数は・・・・100頭近い。決してオーバーに言っているのではない。庭を横切り車に辿り着くまでにブッドレアや三尺バーベナそして地面から一斉に飛び立つ。 |
この時期は摺れた個体ばかりなのは仕方がない。 いやに「白っぽい」ミドリヒョウモンがいるなとカメラを向けた。すぐに飛び去りジックリ観察できなく残念だった。 |
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再掲載(69) タテハチョウ科 ミドリヒョウモン タテハチョウ亜科(14.09.14) | ||
摺れて鱗粉が無くなっているのが残念だが、ここまではっきりした「白化個体」は珍品だ。冗談だが「新種」と思っても不思議でない。これもマイフィールドだから見つけられたのだろう。 |
羽化直は最高に綺麗なのは当たり前、いぶし銀ではないがこの時期も味わい深い色合いで綺麗だ。 翅表の橙色がグラデーションに変色(鱗粉剥離)している。 |
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再掲載(25) タテハチョウ科 キタテハ タテハチョウ亜科(14.09.15) | ||
蝶と異なり蜻蛉は「成熟」という変化がある。蜻蛉だとその過程を撮影し比較掲載するのは当然のことだ。蝶も生涯を通じて・・・・ちょっと待て「幼虫」(毛虫)は大嫌いなので対象外、成虫の部に限定。 |
9/22撮影の個体は完品といっていいくらい無傷に近い。 折角なので正面撮影をしたく回り込む前に一枚・・・・敏感でシャッターを切った一瞬後に「ヤッチマッター」・・・・残念。 |
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(14.09.16) | 再掲載(75) アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ アゲハチョウ亜科(14.09.22) | |
2化は7〜8月に発生する。その頃は既にブッドレアも咲き始めているし蜜も旬で美味しいはず。その頃に来てくれれば新鮮な個体が撮影出来るのにと思うのだが。 |
相変わらずヒョウモンチョウの仲間でごった返している。 そんな中に久し振りに「アカタテハ」と「ヒメアカタテハ」が連れ立って訪花した。 |
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再掲載 アカタテハ&ヒメアカタテハ (14.09.18) | ||
秋の蝶を呼ぼうと「キク」を植えようかと考えた時期もあった。しかし、ブッドレアとフジバカマそれに三尺バーベナが「これでもか」と呼び寄せている。 |
この時期にテングチョウを見るのは珍しい。 通常は1化だが「稀に2化」(8月)が発生することがあるという。これも温暖化の影響だろうか。 |
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再掲載(36) タテハチョウ科 テングチョウ テングチョウ亜科(14.09.23) | ||
夏は夏眠し秋に再び姿を見せ成虫で越冬する。この個体が2化であるという証拠(季節型もなし)はない。通常は夏眠後の個体とみるべきだろう。 |
今シーズンの「アサギマダラの渡り」は述べ57頭と初年度の昨年に比べ半減と寂しい結果で終えた。 フジバカマの開花期間が短く、渡りの時期も2週間早まったことが起因すると思われる。 |
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再掲載(80) タテハチョウ科 アサギマダラ マダラチョウ亜科(14.10.04) | ||
来シーズンに備えフジバカマの株分けをし農道奥に3割ぐらい「フジバカマエリア」を拡張しようと整備に着手した。来シーズンは約3,000本程に増えるだろう。また、撮影用に「青色フジバカマ」を植える予定だ。 |
10月に入ると、あれほど集まっていたヒョウモンチョウの仲間もピタリと姿を見せなくなった。 ブッドレアの咲き終えた花穂を削除し最後の花盛りをさせよう。 |
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再掲載(78) シジミチョウ科 ウラナミシジミ ヒメシジミ亜科(14.10.04) | ||
今シーズンの「とり」はウラナミシジミに決めた。・・・・というのも「めっきり蝶影」が少なくなったので月末を待たずに今シーズンの幕引きをしようと思う。 |
丘の上にある家 |