ハートで撮る浪漫紀行
・・・・とはいえ道具の変遷となれば

■カメラの歴史
 カメラといえばオリンパスという程のオリンパスファンでハーフサイズのペンFそしてペンFTがお気に入りだった。撮ってすぐに見たいということでポラドイドカメラも買ってみた。
■コンパクトデジタルカメラの歴史
【1999年】
 里山歩きで再びカメラを手にするようになった。ピンボケを気にすることのないコンデジを買った。もちろん迷うことなくオリンパスを選んだ。
OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom
 コンデジの1号機は、蝶を撮影するため光学10倍というウルトラズーム仕様に惚れ込んでの機種選定だ。確か125千円ぐらいしたかと思う。
OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom
 高山植物等の撮影ではピンボケの続出だったが、蝶や蜻蛉の撮影では背景のボケも綺麗に撮れた。使用頻度が高かったのかモードスイッチが2回も消耗破壊した。
【2006年】
 コンデジの2号機、もちろんオリンパスだ。この機種も光学10倍だが1号機と構造が大きく異なる。低価格にしたためか1号機に比べ感動が少ない。
OLYMPUS SP-510UZ
 コンバージョンレンズを揃えたものの、ワイドは使えるが望遠は期待外れで活躍チャンスは殆どない。気の毒だが戦力外通告かな。
0.7X WIDE CONVERSION LENS 1.7X TELE CONVERSION LENS
 1号機に比べ1/3ぐらいの価格、シャッターチャンスに強くなったものの他にはずば抜けた機能は見当たらない。むしろ1号機の方がアナログ的な感じで好きだ。
■一眼レフデジタルカメラの歴史
【2008年】
 2号機に不満を抱いているのをみて、義兄が一眼レフデジタルカメラをくれた。そんなことでオリンパスからキャノンへと初めての心変わりだ。
Canon EOS Kiss Digital X TAMRON A18 & 177D
 一眼レフデジタルカメラ入門機種で、装着されていたレンズはタムロンの35mm用標準ズーム;177DAF28-80mm F/3.5-5.6)であった。
TAMRON A18(AF18-250mm F/3.5-6.3) TAMRON A18 & 177D Canon EF 75-300
 蝶の撮影に合う交換レンズA18を買った。13.9倍超高倍率ズームでマクロ撮影も可能というオールマイティレンズである。兄からEF 75-300mmをもらった。
 広角撮影には“SP-510UZ + WCL”、ズームマクロ撮影には“EOS Kiss + A18”という位置づけになる。
 フィールドでカメラの使い分けは現実的でない。75-300mmズームが日常的になってきた。ピンの甘さに不満足しマクロレンズがますます欲しくなった。
 そんな時に、義兄から譲るといったカメラが・・・・何と間違えだと伝えられたのである。譲るはずだったのは銀鉛一眼レフカメラだったとのこと・・・・まいった。
TAMRON B01 180mm MACRO 現在のデジイチ
 最初から一眼レフカメラを買うのならオリンパス製だったろう。しかし、交換レンズを買ってしまったのでキャノンに絞られてしまった。
 キャノンの一つ上の機種と思ったが、今度はアクセサリーの互換性がない。何ということか・・・・。妻に頼み込み何とか同機種を買った。
 またまた妻を拝み倒し望遠マクロを購入した。第1回写真展には間に合わないが第2回目以降は威力を発揮してくれるであろう。
TAMRON B01 180mm MACRO Cannon Pro9500
 写真展の定期開催に向け仲間に加わった顔料系10色A3ノビ対応のプリンタ、写真用紙は絹目調の半光沢紙にした。
【2010年】
コンデシとデジイチの装備
 広角撮影は引き続き“SP-510UZ + WCL”になります。今回の投入は大口径ズームです。90mmマクロにするか悩んだ結果、明るさを優先し近距離マクロ撮影用としてA09(AF28-75mm F/2.8 Macro)にしたというわけです。
デジイチはこの3玉でよいでしょう
 標準装着は超高倍率ズーム(TAMRON Model A18;AF18-250mm F/3.5-6.3 DiU Macro)で風景から接写撮影まで、接写専用は望遠マクロ(TAMRON Model B01;SP AF180mm F/3.5 Macro 1:1)と大口径ズームマクロ(TAMRON Model A09;SP AF28-75mm F/2.8 Macro)になります。
【2011年】
 交換レンズが3本あるとカメラは2台欲しくなる。妻の了解が出たので即電話で発注した。交換レンズに合うカメラなので(選択肢がなく)悩むことなく機種も検討せずに決めた。
Canon EOS Kiss X5+TAMRON A09 Canon EOS Kiss X5+TAMRON B01
 気のせいか分からないが、最近「Canon EOS Kiss Digital X 」で撮影すると何となくシャープさが甘くなってきたように思える。CMOSセンサーが劣化してきたのかな。そんなこともあって買い増しを決めた。
 鉄道マニアは同時に複数のカメラで撮影するのが一般的だが、蝶マニアは複数カメラで同時撮影はめったにしない、ボディの新しい方がやはり主体になってしまいそうな気がする。ちなみにEOS Kiss Digital X1,010万画素、EOS Kiss X51,800万画素、記録媒体は2GBを購入したが撮り過ぎると保存CDが大変だ。
 フィールド試写は明日以降に行うが、とりあえず夜間の室内撮影をしてみた。「Canon EOS Kiss X5+TAMRON A09」の画像は「ニンマリ度;星3つ」であった。来シーズンが楽しみだ。それまでに機能の研究を尽くし来シーズンは躍動感ある絵にしようと思う。
【2013年】
 1月15日から30日まで、道の駅「雷電くるみの里」で2年ぶりに第4回写真展を開催した。写真展は兄との二人展だったが今回は姉も参加し三人展になった。
TAMRON A08(AF200-500mm F/5-6.3)  200mm TAMRON A08(AF200-500mm F/5-6.3)  500mm
 こうなると・・・・妻におねだりが始まる。1月の仙台出張時、新宿のカメラ店で望遠レンズを見た。焦点距離は200-500mmだ。35mm換算で750mmに相当する。
180mmマクロが小さく見えます
 ネットで検索すると「TAMRON A08」がヒットした。仕様は「SP AF5-6.3Di」・・・・既に生産終了モデルなので中古探しになるのか。カメラのキタムラに電話したら新品が取り寄せられるとの返事を頂いた。
(照明補助光にLEDライトを)
マンフロット(イタリア製)のLEDライト ML360H-1 と周辺アクセサリー
 電池;単4×4本 LED数;36個 ルクス;420lm 色温度;5,600K×36個
 インデックスディマー(調光ダイヤル);光量0〜100% フラッシュ機能付(定常光の4倍)
(カメラボディの入替を)
カメラボディはキャノンの「EOS 60D」装着レンズはタムロン「A09」
 義兄から長期借用中のキャノン「EOS Kiss Digital X」を返却、交換レンズを活かすため自前で購入した同モデルを今回「下取り」に出し、キャノン「EOS 60D」を購入した。古いモデルなので新品だが6万円を切って陳列されていたので迷わず購入した。
 今後は、コンデジではオリンパスの「SP-510UZ」を広角撮影用として手元に残した。そして一眼レフはキャノンの「EOS KissX5」と「EOS 60D」に交換レンズはタムロンで標準「A18;18-250mm 」、大口径「A09;28-75mm」、望遠マクロ「B01;180mm」、超望遠「A08;200-500mm」でシステムアップさせた。(2013.11.11)
【2014年】
 バタフライガーデン“蝶狂人”での撮影をする中で、どうも「18-250mmr超高倍率ズーム」では「広角撮影」がうまくいかない。かといってオリンパスの「SP-510UZ」のメディア(xD M+2GB)をメーカーから取り寄せ(生産終了品)たが撮影速度の改善は見られない。
そこで・・・・「超広角レンズ」(TAMRON B001 10-24mm 1:3.5-4.5)を買ってしまった
 改めて「一眼レフのシリース」を紹介しましょう。画面左から順に「Canon EOS Kiss X5+TAMRON A18」、2番手が今回購入の「10-24mm 1:3.5-4.5」だ。そしてセンターに「TAMRON A08」と「TAMRON B01」。右端が「Canon EOS 60D+TAMRON A09」。これで一通り揃った。
【2015年】
 2016年から「オオルリシジミを守る会」の「累代飼育部」に入ろうと思う。食草や飼育用具の準備は進んでする。今年の末に「里親への蛹の配布」がある。その時点から「観察記録」を始めようと思う。それには「深度合成」機能があるコンデジが必須だ。
オリンパス「STYLUS TG-4 Tough」 右はLEDライトガイド「LG-1」を装着
 広角撮影には「顕微鏡」モード、観察用には「深度合成」モードが力量を揮ってくれるであろう。
 義兄の物だが使わないからということで、姉から「カメラ」と「レンズ」をもらった。2016年の使用機材として今年中に慣れておこう。
オリンパスのミラーレス「E-PL1s」と交換レンズ「14-42mm」(左)「40-150mm」(右)
 充電器が見つからなくバッテリーも上がっているので試写不能、やむなくネットで充電器と充電池2ヶを手配した。「14-150mm」は35mm換算で2倍「28-300mm」になる。戦力として期待できそうだ。
 同時にキャノンの純正レンズをもらった。カメラは、かつて借用していた「Canon EOS Kiss Digital X」だ。申し訳ないがカメラは「下取り用」にさせてもらう予定だ。
「EOS60D」に装着した交換レンズ「EF-S」(55-250mm)と従来のTAMRON A18
 標準レンズとして使っている「TAMRON A18(AF18-250mm))」の後継レンズとして使いたく、ネットでクローズアップレンズ「250D」(0.23-1.42倍)を手配。今後の「55mmマクロ」として発揮してくれるであろう。
2017年】CANON EOS Kiss X5+TAMRON A18」破損
 「吹割渓;日本ロマンチック街道」(2017.9.9)。「平等寺」(沼田市)の芭蕉句碑「八九間空で雨ふるやなぎかな」撮影時、一瞬の心の緩みを突いたかの如く、待機カメラが肩から滑り落ちレンズを砂利道に突き刺すように落下、6年間「旅の連れ」と頼りにしてきた「右腕」(EOS-KissX5A18ズームレンズ)を骨折してしまった
破蓮六年の記憶夢なれや
 「破蓮」(やれはちす/仲秋=敗荷/やれはすの子季語⇒秋口には風に葉を翻していた蓮も、日に日に色褪せ、風雨に打たれて破れてゆく。寂しくわびしい秋の風情そのもである)。「六年の記憶」⇒6年の記憶を記録として撮り続けてくれたカメラ。「夢なれや」⇒長くも短い夢のようだなあ。
Canon EOS Kiss X5+TAMRON A18
 致命傷を負ったのはタムロンのA18 ; 18-250mmで、レンズを左右に捻るとご覧の通りだ!。もう少し力を銜えればへし折れるだろう。これほどの衝撃、カメラにも何らかの損傷が考えられる。ワンランク上のキャノンEOS 60Dより好みの描写が得られ、EOS Kissシリーズにぞっこん。・・・・と言う流れで「EOS Kiss X9」を手配した。レンズは来年の買替計画、候補はタムロンの「B028;18-400mm F/3.5-6.3」、カメラより高い!
2017年】CANON EOS Kiss X9
Canon EOS Kiss X9
 「EOS Kiss X5」に代わる「EOS Kiss X9」が手元に届いた。左画像が新機種のボディで、当面はキャノン純正の「EF-S 55-250mm」を装着して使う。右画像は、180mmマクロと200-500mmを除く標準機とレンズである。本体は「EOS 60D」、レンズは「F2.8 28-75mm」と「広角 10-24mm」だ。
 2017.11.14 「CANON EOS Kiss X9」+TAMRON B028 18-400mm F/3.5-6.3
TAMRON B028 18mm F/3.5」右面と左面
TAMRON B028 18mm F/3.5」と「TAMRON B028 400mm F/6.3
 今迄の「TAMRON A18 18-250mm F/3.5-6.3」は、「18mm端」の使い易さという点(28-75mmでは代えられない)で無くてはならないレンズであった。新たにボディを購入したばかりなりで、レンズは来年の計画としていたが・・・・やはり、無くてはならなく購入してしまった。10/24に発注、ネットで調べると納期は2-3ヶ月と・・・・これじゃ来年までダメかと思っていた。昨日、店舗入荷、本日11/14に引き取った。
2019年】TAMRON A001E 70-200mm F/2.8」大口径ズームレンズ
TAMRON A001E 70-200mm F/2.8
 蝶撮影用として「TAMRON 180mm 1:3.5 MACRO φ72」を愛用している。一方、明るいレンズ「大口径」として、「TAMURON 28-75mm 1:2.8 MACRO φ67」を持っている。「2本の大口径」として、「28-200mm」を揃えたく「TAMRON 70-200mm 1:2.8 φ77」の購入を決めた。コジマネットで発注し2日後の2019.12.10に宅配された。「TAMURON 180mm MACRO」に劣らぬボケが得られるようだ。それに増し明るいレンズということで来年の蝶シーズンが楽しみだ。
2020年】CANON EOS Kiss X10」(2020.6.4
CANON EOS Kiss X10 CANON EOS Kiss X5
 「吹割渓;日本ロマンチック街道」(2017.9.9)で落下破損する。レンズは破損(TAMRON A18)し買い換えたが、カメラボディ(CANON EOS Kiss X5)は何とか使ってきたが遂に動かなくなった。5.30
 CANON EOS Kiss X9」(
2017)の後継機種で、「映像エンジン」(DIGIC7DIGIC8)が最新のものに変っている。階調の幅・好感度撮影時のノイズ低減・連写速度が改善されている。画像的にどう変わるか?
2020年】SONY α6400」(2020.10.2
ボディ ミラーレス(ILCE-6400
標準レンズ(
SELP165016-50mm
ズームレンズ (
SEL5521055-210mm
 \
137,010 下取り \5,000 \132,010
予備バツテリー(
NP-FW50\7,802
フイルタ φ
40.5mm \2,376
フイルタ φ
49mm  \2,838
ソニー祭り
 値引き \
6,000
 キャッシュバック \
15,000
朱文字部分は店頭で初めて知る
SONY α6400 ILCE-6400YB ダブルズームキツト
 購入目的は「TG-4」後継機種のつもり、すなわち旅のスナツプ撮影専用機である。しかし、試写の結果、蝶撮影としても十分に使える。ハイスピードフォーカス、ボケ味もなかなかであつた。
2021年】TAMRON F016 85mm F/1.8」大口径中望遠レンズ
 明るいレンズは「F2.8」、遂に「F1.8」の領域に踏み込んだ。2016.3.24発売と古い、やっとの思いで新品を探し楽天市場で中京地区の業者から取り寄せた
 地べた蝶を腹這いに近い姿勢で撮っているが、近年になって体の揺れが大きくなったのか気になりだした。スマホ用のミニ三脚は幾つも持っているがカメラの重さに耐えられるものではない。そこで改めて。しっかりしたミニ三脚を購入した。→4/26 Manfrotto Mini Tripod PIXI
2022年】CANON EOS Kiss X10」(2022.4.14
 2年という短い寿命、シャッターがなかなか切れない現象が起きた。初期段階は「露出不足」の条件下であった。次モデルも出ていないので全く同じモデルを購入した。先に購入したボディは、No.131071000009。今回購入したボディは、No.371073009370である。まだ、騙しながらなら使えるので下取りが効かなかったので手元に置いておこう。
2022年】TAMRON F004 90mm F/2.4 MACRO TAM9 2022.9.16
   もう少し「シャープ」な画像にしたいと思うようになってきた。以前から「タムキュー」の存在は知っていたが、蝶撮りにはもう少し長い方がいいと「180mmMACRO」の方を選んだ。そうこうしているうちに「90mmMACRO」は生産終了となり、後継機種も出てこない。ネット検索でAクラス中古を見付けたので早速購入し手元に届いた。