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【慈眼寺】文京区小石川 |
事前調査では、大江戸線春日駅より徒歩7分・・・・地下鉄の怖さが遂に現実のものとなった。出口(何故かA5がA1)を間違えると方向音痴になる。多分30分ぐらい徘徊・・・・揚句は「富阪警察署」に駈込む始末! |
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句碑④は「一しぐれ礫や降りて小石川」(ひとしぐれ つぶてやふって こいしかわ)、延宝5年、34歳の作。この年に俳諧宗匠(プロの俳諧師)として立机したらしい。この頃、神田上水浚渫工事の管理業務を請け負っていたらしい(前述の関口芭蕉庵)。よって、小石川後楽園や江戸川小石川上水、水道橋、関口大洗堰あたりを歩いていたのだろう。 |
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この後の予定は、「昌清寺」(文京区本郷)の「桜狩きくとくや日々に五里六里」(笈の小文)、未撮影句だが足腰がガタガタ、咳払いすると腰砕けするほど背中に稲妻が走る。既に遅延幅は72分と広がる。腰を据え、「春日駅」(三田線)近くで昼食を摂り「昌清寺」のパスを決め一つ先の「日本橋鮒佐」へと向かう。
旅から戻って地図を見てびっくり、春日駅から水道橋駅(昌清寺)まで1駅、徒歩でも800m、東京の地下鉄は構内乗換に平気で1000mも歩かせる。田舎と違って都会の地下鉄移動は(今回のコース)“里山歩き”よりキツイ、都会人にとって毎日の通勤は里山歩きに匹敵する人も居よう。
この後、「日本橋鮒佐」-「亀島橋」-「築地本願寺」-「法重寺」-「勝鬨橋」-「築地市場」、全て徒歩移動しても3kmに満たない。実際の移動といえば、地下鉄「三越前」(銀座線)「日本橋」(東西線)「茅場町」(日比谷線)「八丁堀」(日比谷線)「築地」、乗換にも歩くしその都度切符を買ったら170円×4回で680円、地元のレッツ号(市内ならドア
to ドア)なら回数券2000円/11枚。
これを考えると、仙人暮らしをしている我が家から里のスーパーまで歩く方が“安心・楽・安い”といえる。結論として「都会暮らしは何と不便なことよ」(終の棲家は田舎を選ぼう)・・・・。 |
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