浅間山系 (長野県東信) ; ルーツ個体群 |
2013.07.09 (火) 晴 |
信州は一昨日に梅雨明け、昨年に比べ11日も早い。梅雨が明けたと同時に2日続きの夏日、この暑さは少なくとも一週間は続くようだ。8時に家を出て高原に行った。 | ||
浅間サンラインから富士山が眺められる。朝とはいえ夏空、今日は蒸し暑いので湿度が高いのだろう。 モノトーンの富士山も絵になる。いろんな場所から眺めているが、まだ登ったことはない。 一年計画で富士山一周トレッキングツアーなるものがあるようだ。兄が昨年制覇したと言っていた。 |
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180mmマクロが装着されているのでそのまま撮影した世界遺産の富士山 |
ニッコウキスゲがポツリポツリと咲き始めていた。 高山植物の開花には少し早かったようだ。ロケハンとしては時期が掴めただけでも意義があった。 |
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オダマキ | ニッコウキスゲ |
池ノ平湿原の高山植物あるいは霧ヶ峰高原のニッコウキスゲを見に行こうと約束している。 今週中には、いずれかに行ってみたいものだ。 |
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グンナイフウロ | ナンテンハギ |
場所を変えるとナンテンハギの群落があった。テンションが一気に高まった。フタスジチョウ・テングチョウ・ヒオドシチョウ・キマダラヒカゲ・クロヒカゲ等が飛んでいるだけ・・・・。 | ||
諦めて帰ろうかと思ったら・・・・足元の草の中から顔を出したものがいた。紛れもない羽化直だ・・・・。 オスが1頭、翅をわずかに広げ乾かしているようだ。 発生初期のようだ。数日したら再訪してみよう。(本日のロレハン目的が叶った。) |
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本種のルーツ個体群に初対面 |
かなりの範囲を見て回ったが1頭だけ・・・・運よく視界に入った。 第一印象は「大きい」に尽きる。食草が豊富でたらふく食べることができたのだろう。 青い部分が狭いと感じた。何頭か観察してみないと分からない。 |
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ルーツ個体群 |
本種も地域変異が著しく見られる蝶だ。そんなこともあり採集マニアの間では人気が高いという。 「随伴アリとの惜別のシーン」をご覧ください。 |
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ルーツ個体群 |
フタスジチョウは好きな蝶の一つだ。発生初期なのか新鮮な個体が多かった。 ホシミスジなのかミスジチョウなのか見分けがつかなかったが飛んでいた。後者なら撮影したかった。 |
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フタスジチョウ |
ギンイチモンジセセリとヒメシロチョウの発生地に行ってみた。 ススキが大きく茂りタイミングを逸したようだ。 ヒメシロチョウの姿は見掛けず。近くの林道に入ったら目の前に羽化直のオオムラサキが止まっていた。 |
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オオムラサキ |