犀川(長野県長野市〜生坂村) ; 山桜が映える犀川路(1)

− 2006.04.28(金) 快晴 −

 宮城から長野に越して来て、犀川沿いの国道19号を走ったとき山桜がとても綺麗だった。いつか犀川に架かる橋を順に撮影したいと思っていた。千曲川を撮影している兄に話したところ同じ事を考えていたようだ。それではと言うことになり、第一回の撮り歩きが実現した。
犀口地区(両郡橋下流) 両郡橋(下路式曲弦ワーレントラス)
 新幹線で9時前に着いた兄を長野駅でピックアップし、犀川が善光寺平に流れ込む犀口地区から川上に国道19号を上ることにした。
小田切ダム 小田切ダム湖右岸国道19号の桜並木
 犀口地区には、東京電力の小田切ダムがある。ダムの下流側に両郡橋がある。快晴とあって、空と川と桜がとても映える。
小笹橋(左岸) 小笹橋(右岸)
 小田切ダムは上流の七二会地区の明治橋まで水を貯めている。犀川両岸は道路スペースしかない。小笹橋を渡り左岸の高台に登ってみた。
小笹橋(飯森地区左岸高台) 明治橋(飯森地区左岸高台)
 犀川が大きく蛇行して流れるようすが足元に拡がる。絶景だ。気だるい陽気に眠気が走る。いつまで見ても飽きない。
虫倉山(左岸笹平ダム下) 笹平ダム(左岸)
 小田切ダムから4qほど上流に笹平ダムがある。ここの桜は綺麗だ。平日ということもあって花見をする人はいない。それでも桜は満開だ。
安庭橋(白馬長野道路) 涌池(善光寺地震の山崩れで出来た池)
 長野オリンピックで造った白馬長野道路の有料橋が安庭橋である。下流のダム湖の中に延びる工事路から撮ると最高だ。
 涌池は、江戸末期に起きた善光寺地震で山崩れが造った自然池である。犀川と善光寺地震は切っても切れない関係にある。詳しくは後述する。
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