国道4号線と国道455号線の交差点、南西部の一角に北山寺院群があります。そこの散策を済ませ、その南側に位置する名須川地区寺院群へ。
名須川寺院群散策は、寺院数が多いので2ページに分割しました。なお、実際には「報恩寺」の次に「正伝寺」と「恩流寺」を訪れ、また「三ツ石神社」の次に「大泉寺」と「光照寺」を訪れましたが、地区が異なるので最終ページにまとめました。
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曹洞宗 報恩寺(ほうおんじ) |
報恩寺は盛岡五山の一つで、南部氏と共に三戸より移転したものです。県内に30の末寺があり、明治までは県内の曹洞宗寺院200を支配する総録司でした。五百羅漢像の標識がありましたが見ませんでした。境内には除夜の鐘を鳴らす鐘堂がありました。
報恩寺(12:15)→〔 正伝寺(12:20)→恩流寺(12:25) 〕→龍谷寺(12:35)→清養院(12:35)→本誓寺(12:50)
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曹洞宗 龍谷寺(りゅうこくじ) |
龍谷寺の境内にある「モリオカシダレ」という桜は、大正時代に新種と判明され国の天然記念物になっています。
この辺りまで来た時のことでしょうか、私も自分の生き方がこれで良いのか、何か悟りを開いたような気がします。何か、大げさでしょうか。
次の清養院は、今回の寺町散策で唯一「院」と付く寺です。宮沢賢治が下宿していたことで知られています。
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曹洞宗 清養院(せいよういん) |
本誓寺は、国道455号線に面し北側の入口に「専立寺」があり、南側入口との間に「証明寺」があります。その奥まった所にあるのが「本誓寺」です。3つの寺が、これといって関連がなく一つにまとまっているのも寺町ゆえのことでしょうか。
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浄土真宗 本誓寺(ほんせいじ) |
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浄土真宗 専立寺(せんりゅうじ) |
専立寺は、最終ページの「大泉寺」と同じ開山上人で、途中で浄土真宗に改宗したそうです。証明寺の白壁は、寺とは思えない風情を感じました。明治時代に住職が不在であったため開創不詳です。
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浄土真宗 証明寺(しょうみょうじ) |
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浄土真宗 本誓寺(ほんせいじ) |
本誓寺の開山是信房は親鸞聖人の24人の有名な弟子に数えられる人で、聖人に「私の代わりに陸奥に行って教えをひろめてくれ」と言われ、名体不離本尊を授かって紫波郡の彦部に本誓寺を造ったとのことです。 |