日の光 おくのほそ道(日光編)
 2013.10.18 (金) 晴/曇
 仙台出張の「道草」・・・・「奥の細道“越後路”」を計画したものの、日の短い時期では無理なので奥の細道で抜けている「日光編」ならびに世界遺産で見てない「二荒山神社」と決め、出発6時というスローな道草にした。
 芭蕉句碑「しばらくは 瀧にこもるや 夏の初」がある。

 この句は「裏見の滝」に立ち寄った時に詠んだものである。ならば滝も見なきゃならないね。
 
日光市立安良沢小学校にある芭蕉句碑画像Clickで拡大 芭蕉句碑(画像Clickで拡大
 
大日堂跡にある大日堂詩碑(左上)と芭蕉句碑(左下)(いずれも画像Clickで拡大
 芭蕉句碑は「あらたふと 青葉若葉の 日の光里」である。

 対岸の憾満ヶ淵(公園)と大日堂跡を結ぶ吊り橋(大日橋)と大日堂跡に並ぶ石仏。
 
大谷川(だいやがわ)に架かる大日橋(手前は大日堂跡) 大日堂跡(画像Clickで拡大
 国道120号、反対側に日光三名瀑の一つ「裏見の滝」に行く道がある。かなり昔に行ったような記憶があるが芭蕉も行ったというので改めて見たくなった。
 実際に行って見ると記憶違いで初見の滝だった。裏見の滝(右側)。

 崖の上半分は「板状輝石安山岩」下半分は「流紋岩」その間に厚さ2mの「集塊岩」と珍しい構造である。
 
 「日光東照宮」と「日光輪王寺」は、昨年8月の道草で拝観している。今回は「芭蕉句碑」(東照宮宝物館)と「日光二荒山神社」を拝観することにした。
 輪王寺拝観券受付所で句碑の場所を教えて頂く。

 正午を告げる鐘の撮影は見終えた時のものである。間近で見る打つ様と鐘の音は豪快だった。
 
輪王寺大護摩堂 正午を告げる鐘
 
五重塔   東照宮の石鳥居
 日光東照宮の石鳥居前を左に折れ「東照宮宝物館」に向かう。正面に「日光二荒山神社」左手に芭蕉句碑がある「東照宮宝物館」がある。
 白河関の設置年代は不明(白河二所関より古い)。平安中期には解消されていたという。芭蕉・曽良は「史跡めぐり」で立ち寄ったのだろう。
 芭蕉句碑「あらたふと 青葉若葉の 日の光」がある。

 大日堂跡と同句であるが「日の光里→日の光」と異なる。俳句独特の表現で興味深い。
 
石鳥居と石唐門(いずれも重文)の手前右に芭蕉句碑がある両画像Clickで拡大
 「日光二荒山(ふたらさん)神社」は初めてのこと、別の機会にゆっくり拝観したい。その時までに世界遺産「日光の社寺」の下調べをしておこう。
 
左上が輪王寺の「常行堂(じょうぎょうどう)」左下が「大猷院(たいゆういん)」と右は「二荒山神社」
 本社拝殿前にある「笹の環」を潜ってお参りする。

 潜り方は「左に潜って戻り」「右に潜って戻り」「正面に向かって潜り拝殿へ」というもの。
 
日光二荒山神社 本社拝殿
 鳥居から入り楼門から抜けた。正しい順路はどうなんだろう。

 楼門側からの参道に並ぶ石灯篭、閑静な早朝に歩いてみたいものだ。いつか早朝通過を計画しよう。
 
日光二荒山神社 本社楼門と参道
 仙台出張で「神橋」の前を通過するたびにきちんと撮りたいと思っていた。「神橋」は大谷川に架かる橋、歩いて見て初めて分かったことが二つ・・・・大谷石(おおやいし)から大谷川(おおやがわ)と思っていた。また「二荒山神社」のものとは知らなかったし二荒(ふたら)とも読めなかった。
 篠ノ井に住んでいた頃は金精峠越えが通常ルートだった。

 今でも選択肢になるが日足トンネル利用が冬期でも走れるので気に入っている。
 
大谷川に架かる日光二荒山神社の「神橋」 世界遺産「日光の社寺」
 
高野(こうや)家庭園にある芭蕉句碑 (左上下画像Clickで拡大
 芭蕉句碑「あたふと 木の下闇も 日の光」(真蹟懐紙)がある。なお同句として「あたふと 木の下闇 日の光」(曽良書留)がある。
 日光から矢板に抜ける国道461号(日光北街道)は仙台出張のルートだ。場所はすぐに分かったが「一宿の跡」は分からなく近くにいた女性に場所を尋ねた。足元の「芭蕉通り」の石柱を指し「それも撮ってください」と教えられた。
 芭蕉は「日光街道」「会津西街道」「日光北街道」と抜けている。

 現在の国道461号とほぼ同じコースになる。昔の人は本当によく歩いたものだ。
 
玉生(玉入)宿 芭蕉通りの石柱
 芭蕉は宿の良し悪しについて幾度となく口にしている。

 おくのほそ道、地方の生活は江戸とは昔も今も違う。農民の一茶とは違うと良く分かる。
 
画像Clickで拡大   芭蕉一宿の跡「名主玉生氏の屋敷跡」
 ここで14時半、この後は何処にも寄らなかったが仙台に着いたのは20時を回っていた。全て昼間走ると夜間の3割増しの時間がかかる。
今回に至る全4回の未知草紀行
日の光 おくのほそ道(日光編) 年が明け暖かくなっての仙台出張の「未知草」は
「おくのほそ道(越後編)を考えてみようか・・・・
旅の未知草 おくのほそ道(福島編)
かさね 奥の細道(黒羽-殺生石)
八重撫子 奥の細道(黒羽の地)