旗巻峠(宮城県丸森町) ; 我が心の故郷と友

− 2006.08.19(土) 晴 −

 眠れない車中で無用に時間をつぶすこともないので5時に出発の準備を完了させ第2弾の旗巻峠に向かう。朝霧が立ち込め峠道は暗い。
旗巻峠(宮城県側から撮影) 旗巻峠(福島県側から撮影)
 蝶と里山の浪漫紀行のルーツである旗巻峠(はたまきとうげ;200m/宮城県丸森町と福島県相馬市の境)に5時45分に着く。
旗巻古戦場跡入口 新しくなった古戦場跡公園
 旗巻古戦場跡を見てビックリ、いつのまにか新しい公園が出来ていた。数日前の大雨によるものか造成された公園の斜面の土が流されていた。
旗巻古戦場跡碑 旗巻峠記念碑
 公園の片隅に“巡拝記念植樹標”が草に埋まってはいるものの市民権を獲得していた。車のトランクから鎌を出し下草刈をした。
保勝会の会長様が立てて下さった巡拝記念植樹標
 声を出し“この地に眠る子供たち”に挨拶をした。4月1日に亡くなったパンダちゃんのことを報告した。夜明けの静かな古戦場跡に消えていく自分の声に熱いものが込み上げてきた。ああ、ここは私にとって“心の故郷”なんだと ・・・・。
竹駒神社(岩沼市)
 仙台での会議は9時からなので、17年間住んだ岩沼のシンボルである竹駒神社に寄ってみた。懐かしさを感じた分だけ遠のいたということだろうか。
同業者のA氏(白石城にて) 同僚かつ山歩きの友のA氏(武家屋敷跡にて)
 会議を終え昼食を頂き13時に友人との約束の地へ急ぐ。同僚かつ山歩きの友だったAさんを竹駒神社の駐車場でピックアップし同業者であるAさんが待つ白石へ。
 白石城を見学した後で白石蔵王パレスホテルで夕食を頂いた。ダブルAさんと食事をしながらの会話、持つべきものは“心の故郷”と“その故郷で迎えてくれる友人”であるとの確信を高めた。
 予定を割いて下さったダブルAさんに感謝を申し上げます。さて帰路は、白石→矢板→日光金精峠(仮眠)→片品村(武尊山)→沼田→嬬恋村(バラキ高原)→鳥居峠→長野のコースをとった。