第6回秋祭り ; アサギマダラの渡り(2018年) |
2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
最多観測數/日 | 12 | 11 | 25 | 31 | 62 | 64 |
単純合計数 | 127 | 57 | 181 | 232 | 405 | 719 |
観測期間 | 9/17 - 10/14 | 9/7 - 10/7 | 9/10 - 10/5 | 9/2 - 10/17 | 9/13 - 10/10 | 9/8 - 10/17 |
9月8日(土)曇時々雨;1/1頭 待望の第1弾が飛来 | ||
9月13日(木)曇;1/3頭 | ||
9月16日(日)晴;2/6頭 | ||
「渡り」の始まりは、8日に1頭、11日に1頭、13日に1頭、14日に1頭、16日に2頭、ここまでの単純合計は6頭。「今シーズンの渡り」は、心配していた通り「低調なスタート」になった。 |
9月17日(月)晴;4/10頭 | ||
今シーズンも、チャンスを活かし、いろんな舞いを撮ってみよう。 |
なぜ「心配」しているか・・・・その一つは「猛暑」、当地で寝苦しい夜は平年で数日程度、それが1ヶ月近くも続いたからだ。雨も降らず粘土地ゆえ、畑にも「ひび割れ」が生じる。フジバカマの生育には適度の雨が欲しい。もう一つは「管理不足」、フジバカマ周りの草取りを「さぼって」しまい草がまとわりつき生育を妨げてしまった。その結果として「背丈」が低く、「茎」が細く、見た目で前年比7〜8割程度と「規模減少」でアサギマダラに見放されるのではと危惧したからだ。 |
9月18日(火)晴;5/15頭 | ||
白内障の手術(右眼;5/22、左眼;8/21)をし万全を尽くしての「第6回秋祭り」、年のせいにする訳ではないが、フジバカマ周りの管理をさぼってしまった。(全くやらなかったわけではない)そのためか、株分けや除草をキチンとやれば「年々倍増」は下らないはずだ。(単純計算で2011年秋に200本植えたので今年は20,000本/一昨年株分けで知人に250本ほど譲り、株分けが失敗し大きく足踏みをした)正確には、刈り取り時に数えよう。 |
9月19日(水)晴;6/21頭 | ||
今日は、白内障術後最終診察で篠ノ井まで行った。次回診察は来年の2月(1月に要予約)、9月7日に眼鏡を新調した。一度は掛けてみたいと思っていた「丸縁眼鏡」、やっとのことで妻の了解を得た。今迄の物より少々(約2倍半)お高くなった。 |
9月22日(土)曇時々晴;12/45頭 | ||
アサギマダラの写真は、一般的には「飛翔撮影」の部類に含まれると思う。飛んでいるところを撮るから「飛翔」であるが、私の場合は、飛び立つ瞬間を撮るので「浮揚撮影」と名付けた。これには、マニュアルフォーカスが必要であり「白内障」になってからは不自由していた。今は「両眼バッチリ」なので数年前の撮影技法が蘇り楽しくてしょうがない。 |
9月23日(日)晴;44/89頭 | ||
30頭/日を超えると爽快だ。何とか雰囲気を撮っておきたく、ワンフレームにピントが合った状態で1頭でも多くと見廻った。そう広い場所ではないので「浮揚撮影と見廻り」が原因になっているとは気が付かずにいたことがある。(このところ足腰が痛み年のせいかと思っていた。浮揚撮影の姿勢は不安定で何分も微動だしない。) |
「ぶらさがり」を複数頭撮っても脳が無い。一斉開翅とか一斉浮揚が撮れたら嬉しい。当然、ピンの甘い個体が写り込んでも構わない。 |
浮揚撮影は、いろんな動きがあって面白い。童話の挿絵(幼い頃;グリム、イソップ、アンデルセン・・・・?)にあるような形態が撮れた時は当時に戻ったようで懐かしく嬉しい。 |
9月24日(月)晴;35/124頭 |
35頭を数えるというのに、集合写真への参加者(蝶)が少なく「圧巻!」とは言えない。妻に追い立ててもらっての撮影でも、彼等はすぐにフジバカマに戻ってしまう。よほど「宴会」が好きなようだ。 |
来シーズンの「観察撮影」面での課題は、定着した「浮揚撮影」に代わる「撮影技法」と考える。今シーズン、何回か撮影した「動画」・「インターバル撮影」もひとつだが、バタフライガーデンだからこそ実現できる「新たな表現方法」を考え出したい。「タキイのタネ・来春号」で4種(藍姫・藤姫・紅姫・インスパイアードピンク/ピンクバゴダ、いずれも人の背丈以下の小木)のブッドレアを発注した。(12.3追記) |
三脚固定の「インターバル撮影」(3秒毎ぐらい)で、舞い上がらせての撮影は是非やってみたい。それを繋ぎ合わせた「タイムラプス動画」も出来るが、撮影時間は5分ほど、再生時間は7秒ほど、動画目的での「インターバル撮影」は疑問が残る。(動画は動画で撮影すべき) |
撮影用にと、背丈は低いが「青色フジバカマ」(ユーパトリウム・セレスチナム)をフジバカマの間に専用花壇を作り植えてある。同じ「キク科」なので迷ってでも吸蜜してくれるかと思っていたが、全くその気もなさそう。ブッドレア・コスモス等で吸蜜するのに・・・・何が足りないのだろう。ピロリジジンアルカロイドを含まない植物にも訪花するというのに・・・・。ピロリジジンアルカロイドといえば、「スナビキソウ」にも含まれているという。 |
9月28日(月)晴;57/241頭 | ||
妻も楽しんでくれている。洗濯物を干したり外のこまごました仕事をしながら「被写体」情報を適宜伝えてくれるので援けになる。また、バタフライガーデン“蝶狂人”の副管理人でもある。 |
9月30日(日)曇;64/317頭 (9月29日(土)雨;12/253頭) |
64頭は最多記録更新(2017.9.27;62頭)、ちなみに昨年の9月末の単純合計は316頭であった。 |
10月02日(火)晴;20/357頭 | ||
64頭の最多記録日は「曇」、翌日と今日は「晴」が続いた。この「晴日」を逃さずに「渡り」に着いたのだろう。一気に三分の一に減っている。 |
10月05日(金)晴;47/449頭 単純合計で最多記録更新 | ||
妻に買ってあげた「ポータブル・パソコン」(タブレット)、使いにくいのか余り使用していないようだ。近々にスマホに替えようと思っている。外出する者が持って行く「モノ」との位置付けにしようと考えている。そうなれば「ポータブル・パソコン」は更に使用頻度が減る。タブレットを棚に飾り、蝶のスライドショー用に転用しようかと考えている。 |
10月06日(土)晴;50/499頭 | ||
後方が「日陰」になっている場所を選び、アサギマダラの訪花を待った。イメージ通りの絵になった。中でも一枚目の2頭、合成画像のようになったが2頭にピンが合う飛翔画像でお気に入りの一枚になった。コントラストの差が改善出来ると更に良い写真になるだろう。→マウスポインタを画像上に当てて見て頂きたい。「トーンカーブ補正」してみたが・・・・どうだろう。 |
昼過ぎに気温が上がってくる日は、きまってフジバカマは少ないが日陰になるこの場所に移ってくる。陽射しの強い農道法面だけでなく擬似的な林環境を園内に設けておくと生態観察の幅も広がる。 |
10月07日(日)晴;58/557頭 | ||
後方に「雲一つない青空」を置き撮影、黄色のブッドレア(イエローパワー)でパンチが効いた一枚になった。アサギマダラよりブッドレアに目が引かれる観もするが(ブッドレアを左に寄せたが)、もう少し右にズレて撮影したら良かったかもしれない。 |
10月08日(月)晴;35/592頭 | ||
「渡り」も峠を越え終盤に差し掛かる。フジバカマも満開を過ぎてきた。それにしても、フジバカマの花期は思いの外に長く感じる。 |
フジバカマに訪花するスジボソヤマキチョウも少なくなってきた。また、ツマグロヒョウモン(♂)も今日姿をみせた。首を長くして飛来を待つ「クジャクチョウ」「アオスジアゲハ」、シーズンも終りになろうとしているが・・・・どうだろうか。 |
10月12日(金)曇後晴;20/691頭 | ||
フジバカマの先端部で透いている場所での浮揚撮影、白い帯は農道外側の市道の先のガードレールである。うまくボケて画像も明るく良い効果が表れた。フジバカマの幹で、透いている辺りでの浮揚撮影を試みた。なかなか良い写真が撮れるようになった。 |
シーズン残すところわずかになった今、思うところがあり「あるシーン」の撮影に集中することにした。 |
10月13日(土)晴;10/701頭 | ||
単純合計での累積が700頭を越えた。セイタカアワダチソウが咲いたのは初めてのこと、手入れをさぼったことの表れである。吸蜜はしないが、周囲を飛び回るアサギマダラを見掛けるのでシーズン・オフまで除草せずにおくことにした。いずれにせよ、駆除対象の外来種なので根絶しなければならない。 |
フジバカマの幹で透いている辺りで浮揚撮影、ついで先端部というか上部の縁部での浮揚撮影を意識的に試みた。今迄も撮ってはいたが、意識したのは縁の先に何かがある事だ。気付いたのは「覗」であったが「ガードレール」を置いてみた時に「イケル」かも。完全にぼかしてしまうのではなく少し残した点だ。こうなると、180mmマクロでなく18-400mm超望遠ズームのようになる。以前の標準レンズとして装着していた18-250mmに比べボケ具合がかなり良くなっている。 |
プレハブの窓枠は、バタフライガーデンぽさが残るも、原則としては人工物は特別でない限り映し込まない方が良かろう。 |
左上画像は、手前にあるコマツナギを撮り込んでみたく撮影環境を撰んでみた。葉の部分だったら良かっただろうが、写り込んでしまったのは種であり汚れのようになってしまった。背景は路面であり青空が良いに決まっている。場所選びで何とでもなろう。 バタフライガーデン故の強みとでもいおうか、いろんなスチュエーションでの撮影トライが出来る。そんな楽しみ方が出来る贅沢な撮影環境をもっと増やしていこうと思う。来シーズンへの課題かな・・・・ |
400mm端まで引かないと、この画像のように背景の煩さが残る。浮揚撮影の歩留り(フレームアウト)を良くしようと思えば、距離を開けて撮りトリミングしてしまう。このロスを改善しようとするならば、煩い背景物が少ない状態(透いているところ、ブッシュの縁部等)にすれば改善出来る。 |
10月14日(日)雨/晴;7/708頭 | ||
雨が降り出した。近くの林に一斉に非難する。鱗粉がないので水面での休息も可能である。このように横着なアサギマダラもいる。フジバカマのエリア近くにある「ねぶの木」で雨上がりを待っている。 |
「奥の細道」(象潟路)に「象潟や雨に西施がねぶの花」(芭蕉)という句がある。→「長旅や雨に浅葱がねぶの花」(蝶狂人)と詠んでみた。 |
10月16日(火)曇;5/716頭 | ||
撮影も、いよいよ終りになるだろう。そう思ったら、今のうちに動画を撮っておこうと挑戦、フジバカマに飛来し飛び立つまで、1分強の動画が撮れた。ホームページに動画を掲載出来ず残念です。そのうちに、掲載出来るよう見当してみます。その間は「フェイスブック」でご覧ください。 |
10月17日(水)晴;3/719頭 | ||
フジバカマの成長が悪く危惧していた「秋祭り」、多くのアサギマダラが立ち寄ってくれました。一日当たり飛来数、単純合計累計数、ともに新記録と記録更新されました。ありがとう・・・・無事越冬地まで行けるよう。合掌 |
11月1日(木)晴;フジバカマの刈取り | ||
フジバカマの刈り取りを行った。夏場の猛暑で乾燥したにも関わらず水やりをしなかった。また、夏場の草取りもしなかったのでフジバカマの生育不良が一目でわかるほどのありさま、その割にアサギマダラの立ち寄り数は大幅に記録更新した。それでも6,000〜7,000本ぐらいはと高を括っていた。ところが、何と2,550本しかなかった。 |
11月2日(金)晴;フジバカマの周辺整備 | ||
@株分け;「植替え・株分け」は芽が出ない「2〜3月」に行う。当地は極寒冷地ゆえ「4月上旬」頃が適期だろう。 A挿し芽;「切り戻し・挿し芽」は、「1/3〜1/2を残し」「5〜6月」に行う。当地は「極寒冷地」ゆえ「梅雨入り」を見こし「6月初め」頃が適期かと考える。「切り戻し」で残したものを「天挿し」(先端部の挿し芽)する。 B育て方の注意点;夏場の極度の乾燥は体力を落とすので「水やり」を行う。当地は「雨の少ない」場所ゆえ要注意、今年の生育不良は「夏場の猛暑・乾燥」と断定できる。 |
57 | 64 | 50 | 58 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
47 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
45 | 45 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アサギマダラの渡り 2018年 |
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40 | 40 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
35 | 35 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
30 | 30 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 25 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最多観測;064頭(9.30) 単純合計;719頭 |
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20 | 20 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
表印刷は13日以降されません | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15 | 15 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10 | 10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
05 | 05 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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9月 | 10月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||