姉とのメールで「北海道に行ってみたいね」、そんな話が出たのは3月中旬のことでした。それから3ケ月強、インターネットで何度も北海道をバーチャルトラベルしました。
早いもので、いよいよ出発です。旅の目的は「湿原に咲く花と蝶」の撮影です。このコース、8泊9日は強行軍です。姉は長野から、約450kmを12時間かけ「愛車と二人旅」で、昨夕着きました。
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太平洋フェリー「いしかり」(中央公園) |
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感動の旅立ち |
長野の実家に行く、そんな気軽さで家を出ました。仙台港に着き乗船手続きを・・・・、この辺りから「旅に出るんだ」という気持ちが高まってきました。そういえば、結婚10年記念(忘れるほど昔の出来事)で、東京〜山陰〜九州を回り日向からフェリーで戻った以来の長旅です。
出発前に確認した北海道の週間天気予報、宮城の梅雨空と異なり「曇り/晴れ」、後半の釧路辺りがやや怪しい雰囲気です。3日ばかり前、大雪山で降雪、知床では吹雪、あまりの寒さでエゾシロチョウが死んでしまったとか・・・・。
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エントランスホール |
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イカ釣り漁船(金華山沖) |
日本一豪華なフェリー、その名は「いしかり」です。平成3年に就航、総トン数は約14200トンです。一息ついたところで、持参した夕食をエントランスホールで食べました。食後、トップデッキに上りイカ釣り漁船団の漁火を見ました。位置は金華山沖辺りだと思います。
スターライトショーは、珍しい中国楊琴とピアノの演奏でした。観客の顔ぶれから推測すると、旅行客の殆どは同年代のようです。本格的な旅行シーズンの前、それに木曜日ということもあり乗客は定員の60%ぐらいでした。
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日の出は4時5分(八戸沖) |
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苫小牧港への入港は10時45分 |
日の出は4時5分、トップデッキに上がり太平洋から昇る日の出を撮影しました。位置は八戸沖辺りでしょうか、海上は快晴です。日の出を撮影し、入浴をする。普段では考えられない早起きです。
一眠りし、恵山を撮影しようと目を覚ますと、津軽海峡は霧の中です。苫小牧港に入港しても、厚い雲は晴れようとしません。少し憂鬱ですが、雨降りでないので良しとしましょう。
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