10時45分定刻入港、下船は早い方だったので思いのほか手間取らずに苫小牧港を後にすることができました。これから小樽まで、約250kmの旅が始まります。
予定は、樽前ガロー、白老ポロトコタン、登別温泉(地獄谷〜大湯沼散策、クマ牧場からクッタラ湖を眺望)、オロフレ峠越え、洞爺湖(昭和新山、有珠山、サイロ展望台)、夕暮れの羊蹄山を眺め小樽へ。小樽到着は、22時30分です。
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樽前ガロー |
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白老ポロトコタン |
国道36号(室蘭街道)の道幅は広く快適なあまり、樽前を通り過ぎ社台まで行ってしまいました。
●樽前ガロー
樽前川の浸食でつくられた切り立った岩盤に、濃い緑色の苔類が付着し独特の景観をつくりだしています。ガローとは、東北地方の方言で「崖の間を川が流れる場所」という意味だと説明板に書いてありました。
●白老ポロトコタン
姉と妻はポロトコタンへ、私はポロト湖畔で見つけたエゾシロチョウとコヒョウモンの撮影に夢中です。白老を後にする頃から、厚い雲の切れ目に青空が見え始めました。
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登別温泉の地獄谷 |
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登別温泉の大湯沼 |
●地獄谷〜大湯沼
登別温泉の奥にある駐車場に車を止め、登山靴に履き替え駐車場脇の地獄谷から大湯沼までの遊歩道を散策しました。青空が見えてきたものの、クッタラ湖は見えないだろうと思いクマ牧場行きは取り止めました。
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キタキツネ(オロフレ峠) |
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昭和新山(道道2号と703号の交差点) |
●オロフレ峠
道道2号線(洞爺湖登別線)のオロフレトンネルを越えた先にある駐車場から羊蹄山が見えました。オロフレ峠に向け旧道へ、途中でキタキツネを見かけました。オロフレ峠より引き返し道道2号線のヘアピンカーブの駐車場で、ドーナッツ型の洞爺湖が光って見えました。
●昭和新山
洞爺湖畔から頂きを眺め、洞爺湖沿いの道道2号線を通り洞爺湖温泉街を抜けました。国道37号から洞爺湖温泉に通ずる国道230号は、有珠山の噴火以来通行止めになっています。
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夕暮れの洞爺湖(サイロ展望台) |
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夕暮れの羊蹄山(サイロ展望台) |
●洞爺湖と羊蹄山
計画通り夕暮れの洞爺湖と羊蹄山を撮影することができました。場所は、国道230号線サイロ展望台の少し手前です。
洞爺湖で日没、後はひたすら小樽に向け走るだけです。喜茂別で国道276号線(尻別国道)に合流、左手に羊蹄山の山陰を見ながら京極を抜け倶知安へ、北海道の寂しい夜道を思い知らされました。
余市でやっとラーメン店を見つけ遅い夕食、何と千葉に本部があるFC店でした。小樽に着いたのは22時過ぎ、事前に調べておいた手宮公園に直行、駐車場で手際よくテントを張り生まれて初めての野宿を経験しました。
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