仙台 から 苫小牧 までの旅

− 2002.6.27 (木) 曇り −


 姉とのメールで「北海道に行ってみたいね」、そんな話が出たのは3月中旬のことでした。それから3ケ月強、インターネットで何度も北海道をバーチャルトラベルしました。

 早いもので、いよいよ出発です。旅の目的は「湿原に咲く花と蝶」の撮影です。このコース、8泊9日は強行軍です。姉は長野から、約450kmを12時間かけ「愛車と二人旅」で、昨夕着きました。
 
太平洋フェリー「いしかり」(中央公園) 感動の旅立ち
 長野の実家に行く、そんな気軽さで家を出ました。仙台港に着き乗船手続きを・・・・、この辺りから「旅に出るんだ」という気持ちが高まってきました。そういえば、結婚10年記念(忘れるほど昔の出来事)で、東京〜山陰〜九州を回り日向からフェリーで戻った以来の長旅です。

 出発前に確認した北海道の週間天気予報、宮城の梅雨空と異なり「曇り/晴れ」、後半の釧路辺りがやや怪しい雰囲気です。3日ばかり前、大雪山で降雪、知床では吹雪、あまりの寒さでエゾシロチョウが死んでしまったとか・・・・。
 
エントランスホール イカ釣り漁船(金華山沖)
 日本一豪華なフェリー、その名は「いしかり」です。平成3年に就航、総トン数は約14200トンです。一息ついたところで、持参した夕食をエントランスホールで食べました。食後、トップデッキに上りイカ釣り漁船団の漁火を見ました。位置は金華山沖辺りだと思います。

 スターライトショーは、珍しい中国楊琴とピアノの演奏でした。観客の顔ぶれから推測すると、旅行客の殆どは同年代のようです。本格的な旅行シーズンの前、それに木曜日ということもあり乗客は定員の60%ぐらいでした。
 
日の出は4時5分(八戸沖) 苫小牧港への入港は10時45分
 日の出は4時5分、トップデッキに上がり太平洋から昇る日の出を撮影しました。位置は八戸沖辺りでしょうか、海上は快晴です。日の出を撮影し、入浴をする。普段では考えられない早起きです。

 一眠りし、恵山を撮影しようと目を覚ますと、津軽海峡は霧の中です。苫小牧港に入港しても、厚い雲は晴れようとしません。少し憂鬱ですが、雨降りでないので良しとしましょう。
 
仙台〜苫小牧 小樽〜旭川 サロベツ〜サロマ 屈斜路〜霧多布 苫小牧〜仙台
苫小牧〜小樽 旭川〜サロベツ サロマ〜屈斜路 霧多布〜苫小牧