サロベツ から サロマ までの旅

− 2002.7.1 (月) 晴れ −


 8泊9日の北海道の旅も、早いもので中日になりました。昨夕までの走行距離は1056km、実質3日なので平均352km/日になります。

 今日の予定は、浜勇知園地と抜海原生花園、ノシャップ岬と最北端の稚内駅、宗谷岬、さるふつ公園とモケウニ沼、ベニヤ原生花園とクッチャロ湖、日の出岬、オムサロ原生花園、そしてサロマ湖泊まりです。国道238号線(宗谷国道)、別称「オホーツクライン」沿いの湿原巡りです。走行距離は、約310kmです。もしかしたら、姉が運転を代わってくれるかも・・・・。
 
抜海原生花園(利尻山が判別できないのが残念) 名も無き猿仏の国道沿いの原生花園
 兜沼公園キャンプ場を出発したのは7時45分、予定の6時に対し大幅な遅れです。朝食の雑煮と昼食のいそべ餅の準備、荷造り整理など、思いのほか時間を費やしたからです。海岸通りの道道106号線(稚内天塩線)に出る道を間違えたので、浜勇地園地はパスです。

●抜海原生花園
 道路脇に車を停め、海岸まで行ってみました。利尻山が見えたのですが、写真には写っていません。

●ノシャップ岬〜宗谷岬
 ノシャップ岬付近の漁村は棒タラの産地、至る所に干し棚がありました。稚内駅前、昨夜から未明にかけて大火事があったようです。1区画が焼け野原になっていました。宗谷岬に続く国道で、エゾシロチョウの大群に出会いました。心残りは、宗谷丘陵の撮影タイミングを逸したことです。

●名も無き猿仏の国道沿いの原生花園
 小さな湿地に綺麗な花が咲いていたので、国道脇の土手に腰をおろし昼食にしました。近くの農場の畑に、ミヤマキンポウゲが一面に咲いていました。
 
ベニヤ原生花園 クッチャロ湖(大沼)
 DC/AC変換器を用いてのバッテリー充電が間に合いません。そのため、さるふつ公園とモケウニ沼では、ほんの数枚しか撮影できませんでした。

●ベニヤ原生花園&クッチャロ湖
 背丈を越えるエゾニュウに圧倒されました。幾つもの湿原を見てきたので、妻が言った「草むら旅行」も惰性の域に入り込んだようです。
 
北見神威岬に続くエゾニュウのマイルストーン 日の出岬(雄武町)
●オホーツクライン
 オホーツクの濃いブルーが印象的でした。湿原に飽きた姉と妻、北見神威岬の海岸で貝殻拾いや海藻集めに夢中になっていました。

●日の出岬
 シロオビヒメヒカゲをネットインさせ大満足です。欲を言えば撮影したかった。でも、一頭しかいなく元気に舞っていたのでネットインを優先させざるを得ませんでした。
 
北の大地に沈む夕日 夕暮れのサロマ湖
 本日の停泊地、サロマ湖に着いたのは日没後です。円山自然村キャンプ場は、私たちの貸切状態でした。また、管理人が不在なので、料金は指定されたマル秘の場所に隠し入れておくことになりました。

 飲食店は無く、キャンプ場入口のお店で買ったビールと揚げ物、主食は非常食(カレーライス)でした。計画段階でも、ここはお店も温泉も見当たらない場所だったので苦にはなりませんでした。
 
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