サロマ から 屈斜路 までの旅

− 2002.7.2 (火) 晴れ −

 今日の予定は、小清水原生花園、知床巡り、その後は阿寒湖まで移動、走行距離は約340kmです。阿寒湖への到着予定は22時です。

 来る前に調べた週間天気予報、晴れは今日までなので、走りながら空模様と相談しながら明日の予定を決めます。
 
小清水原生花園と羅臼岳 オシンコシンの滝(知床)
 サロマ湖畔の円山自然村キャンプ場を後にしたのは、予定より1時間遅れの7時です。

●小清水原生花園
 海岸に沿って広がる原生花園を釧網本線(Click Me !)が貫通しています。電車の駅がある原生花園として知られています。黄色いユリ、これまでの湿原ではエゾカンゾウでしたが、ここのはエゾキスゲでした。

●オシンコシンの滝
 右手に斜里岳、前方に羅臼岳から知床連山を眺めながら走る国道334号線(知床横断道路)、真っ直ぐに伸びた道は煙突のようでした。オシンコシンの滝は、正に観光地、観光客でごった返していました。北海道で、初めての光景です。
 
第1湖と離農開拓地(知床五湖) 第2湖と知床連山(知床五湖)
●知床五湖
 今回の旅のハイライトでもある知床五湖、散策できるのは第1湖と第2湖だけでした。ヒグマの出現で立入禁止になっていました。行って行けないことはないでしょうが、ダメという場所に行く程のこともないでしょう。
 
エゾシカ(知床五湖探勝歩道) フレペの滝(乙女の涙)
●エゾシカ
 知床五湖の駐車場から第1湖に続く遊歩道脇の笹薮でカサコソ・・・・、何かの頭が見えた。何だ、観光客か、脅かすなよ。戻るとき、またもやカサコソ・・・・、音の主はエゾシカの夫婦でした。

●フレペの滝(乙女の滝)
 この滝は、湧き水が直接滝となって海に面した断崖から流れ落ちるものです。知床自然センターから続く遊歩道でも、3頭のエゾシカを見ました。
 
オロンコ岩(左)と三角岩(右) ウトロ港と知床連山
●ウトロ港
 三角岩の麓に森繁久弥の詩があることを思い出し、妻と姉に見せてやりました。オロンコ岩に登りましたが、見下ろす足元に思わずゾクゾクッとしました。

●毛ガニ
 スーパーで一匹1000円弱で売っている毛ガニ、生きの良いのは解りますが6000円にはビックリ、理解できませんでした。

 予定変更、1時間30分の海上遊覧(硫黄山航路)で海から知床を眺める予定でしたが遅れ時間の関係で中止、小清水まで戻ったところで阿寒湖まで行かずに当初の予定であった屈斜路湖畔のオートキャンプで泊まることにしました。

 途中道に迷いました。道を聞こうにも北海道は広く、聞く人に出会えません。ここでも、北の大地ということを実感しました。
 
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