小樽 から 旭川 までの旅

− 2002.6.29 (土) 晴れ −


 早朝の公園を散歩する近隣住人に怪しまれないよう、日の出とともにテントをたたんだ。昨夜は暗闇でよく解らなかったが、なかなかの場所である。ただ、駐車場のトイレに入るたびに鐘が鳴るので少々肩身が狭かった。

 今日の予定は、小樽運河の散策と朝市での摘み喰い朝食、富良野から美瑛、天人峡、旭川ラーメン村で夕食を済ませ健康ランドで仮眠。今日の走行距離は、約310kmです。
 
早朝の小樽運河 小樽運河沿いの石造倉庫
●小樽運河
 運河に沿っての早朝散歩、静けさが故に歴史の中に誘い込んでくれました。運河に沿って並ぶ石造倉庫、ガラス製品やオルゴールを並べた喫茶店、店が開くとそれなりに楽しい散策になることでしょう。

●坂の街
 手宮公園から小樽運河までの急坂を歩き、早朝の「坂の街散歩」を決め込むつもりでしたが、昨夜に小樽運河から車を走らせた道順が悪かった(遠く感じた)ので散歩は取り止めました。

●朝市での朝食
 魚市場で働く人達に混じり食堂で朝定を食べました。
 
十勝岳連峰とコウリンタンポポ(富良野) 十勝岳連峰とラベンダー畑(深山峠)
 天人峡に少しでも早く着きたく、毛無山展望所からの眺望を取り止め早々に小樽ICへ。札樽自動車道と道央自動車道の距離計算を間違え、滝川ICまで予想以上の時間を費やした。それにしても、高速道路から見る札幌は大都会(人口184万人、仙台は100万人)だ。

●富良野&美瑛
 ふらのワイン工場で試飲(グラス6杯)、酔い醒ましを兼ねタンポポモドキとコウリンタンポポを撮影、やたらに咲き乱れる野草だが宮城では見られない。深山峠のラベンダー畑も絵になる景色でした。
 
羽衣の滝(天人峡) 敷島の滝(天人峡)
●天人峡
 大雪山(蔵王山と同じく、大雪山と言う山はなさそう)の北東に層雲峡、南東に天人峡という柱状節理の断崖があります。小さな天人峡温泉街、天人閣に続く橋を渡ると右手に「涙岩」があります。そこから遊歩道を600m近く進むと「羽衣の滝」があります。さらに忠別川沿いに上流へ進むと「敷島の滝」があります。羽衣の滝、上流の様子が解らないので、何であんなに高い所から流れ落ちるのか不思議に思いました

●旭川
 旭川は大きな町でした。地図で調べたのですが、ラーメン村にたどり着くのは難儀でした。明朝の出発時刻の関係で、今夜は健康ランドで半泊する予定です。予定した健康ランド、電話で道順を尋ねたのですが相手も説明できません。ついに癇癪を起こし、2軒あるうちの他方の健康ランドに行くことにしました。おかげで2700円も余計にかかりました。
 
仙台〜苫小牧 小樽〜旭川 サロベツ〜サロマ 屈斜路〜霧多布 苫小牧〜仙台
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